平山亜理
朝日新聞 2025年4月25日 10時00分
ウカマウ集団60年の全奇跡で上映される「30年後―ふたりのボリビア兵―」=ウカマウ集団提供
ラテンアメリカの先住民の視点から映画を撮り続けてきたボリビア人のホルヘ・サンヒネス監督(88)の全14作品が26日から、都内で公開される。映画づくりや日本での上映を支えてきたのは、半世紀前に監督と偶然出会い、魅せられた民族問題研究家の太田昌国さん(81)=西東京市在住=だ。
サンヒネス監督は白人だがテーマにしてきたのは、抑圧されてきた先住民。初の長編映画「ウカマウ」(1966年)は、妻を殺されたボリビアの先住民が復讐(ふくしゅう)をするという物語で、世界に衝撃を与えた。
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https://www.asahi.com/articles/AST4S3RKDT4SOXIE04SM.html?iref=comtop_National_01