(北海道新聞 10/08 08:04)
【白老】胆振管内白老町のアイヌ民族博物館で、アイヌ民族の伝統的なゴザの材料になる「ガマ」の天日干し作業が続いている。同博物館の秋の風物詩で、観光客は興味深げに見入っている。
ガマは水辺に生える多年草。白老町などに自生する草丈1~2メートルのガマを刈り取り、軽トラック3台分ほどを博物館の職員総出で乾燥させる。作業は例年9月上旬に始まるが、今年は生育が遅れ、9月下旬から始まった。
夜露にぬらさぬように夕方に取り込み、翌朝に干す。それを1週間繰り返すと、ネギのように白と緑に分かれていた葉がすべて白みを帯び、編み物の材料に適した状態となる。作業は10月中ごろまで続き、職員が手編みしたゴザはチセ(家)の中で使ったり、土産物として販売される。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/193188.html
【白老】胆振管内白老町のアイヌ民族博物館で、アイヌ民族の伝統的なゴザの材料になる「ガマ」の天日干し作業が続いている。同博物館の秋の風物詩で、観光客は興味深げに見入っている。
ガマは水辺に生える多年草。白老町などに自生する草丈1~2メートルのガマを刈り取り、軽トラック3台分ほどを博物館の職員総出で乾燥させる。作業は例年9月上旬に始まるが、今年は生育が遅れ、9月下旬から始まった。
夜露にぬらさぬように夕方に取り込み、翌朝に干す。それを1週間繰り返すと、ネギのように白と緑に分かれていた葉がすべて白みを帯び、編み物の材料に適した状態となる。作業は10月中ごろまで続き、職員が手編みしたゴザはチセ(家)の中で使ったり、土産物として販売される。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/193188.html