先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「ゴールデンカムイ」完結へ アイヌ文化描く人気漫画

2022-04-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/07 00:19

アニメ「ゴールデンカムイ」より((C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会)
 明治時代の北海道を舞台に、埋蔵金伝説を追う男らとアイヌ民族の少女の冒険を描く野田サトルさん作の人気漫画「ゴールデンカムイ」が、28日発売の連載誌「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号に掲載される314話で完結すると、版元の集英社が7日付で発表した。
 2014年に連載が始まり、アイヌ文化への理解を現代の若者らに広げた作品として各方面で高く評価された。今月19日に発売される単行本29巻までのシリーズ累計発行部数は1900万部(電子版含む)を突破。アニメ化でも人気を博した。
 最終話に向け、ウェブ漫画サイト「となりのヤングジャンプ」と漫画アプリ「ヤンジャン!」は、連載誌に掲載済みの全話を7日から28日まで無料公開。野田さんは「一度無料で読んでいただいたとしても単行本を集めて何度でも読み返したくなる作品だという自信がある」「みなさんと一緒に最後を迎えたいのです」などとコメントした。
 単行本の最終31巻は7月に発売される予定。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/666595

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族の血引く10代バンド、阿寒湖に活気 映画で主演の下倉さんら3人「精神性大事に」

2022-04-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/06 19:11 更新

釧路市内のスタジオで練習する(左から)広野大地さん、平沢真臣さん、下倉幹人さん(茂忠信撮影)
 【阿寒湖温泉】アイヌ民族を描いた映画「アイヌモシリ」で主演した下倉幹人(かんと)さん(17)ら釧路市阿寒町阿寒湖温泉育ちの10代の3人が、バンド活動で地域を盛り上げている。3月下旬には阿寒湖で観客を前に初めて演奏を披露。アイヌ民族の伝統弦楽器トンコリの奏者OKI(オキ)さん=上川管内当麻町在住=からも大きな刺激を受け、「プロを目指したい」と意気込んでいる。
 アイヌ民族の血を引く3人はギターボーカルの下倉さんとベースの広野大地さん(16)=釧路明輝高2年=、ドラムスの平沢真臣さん(17)=同3年=。阿寒湖アイヌコタンの中学生を中心としたバンドで活動していたが、2021年の解散を機に「タデクイ」を結成した。
 2月には無観客でオンライン配信された「阿寒ユーカラ『ウタサ祭り』」に出演。アイヌ民族の伝統を軸足に斬新な音楽づくりで活躍するオキさんの演奏を間近にし、下倉さんは「ステージを楽しむ姿がかっこよく、感動の余韻から現実に戻るのが難しかった」と回想し、音楽への思いを強くしたという。
 3月26日に阿寒湖温泉で開かれた音楽発表会にゲスト出演し、約50人の観客を前に4曲を披露。力強い演奏で会場を沸かせた3人に大地さんの父で阿寒アイヌ協会の広野洋会長は「非常にかっこよかったよ」と舞台から言葉を贈った。
 ジャンルは、ロックやポップスなどの型にはまらない「オルタナティブ」で、アイヌ文化を前面に押し出すことはしない。作詞作曲を手がける下倉さんは「根っこにあるアイヌの精神性を大事にしたい。アイヌ文化をあざとく表現することはせず、自分が感じたありのままを表現して人に感動を与えたい」と話している。(伊藤美穂)
※「アイヌモシリ」の「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/666446

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゴールデンカムイ」全話無料公開&原作者・野田サトルの直筆メッセージも

2022-04-07 | アイヌ民族関連
シネマトゥデイ2022年4月7日 0時00分

野田サトルによる直筆メッセージ - (C) 野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
 マンガ大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した人気漫画「ゴールデンカムイ」が、「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号(4月28日発売)の最終話掲載に向け、原作者・野田サトルによる直筆メッセージが公開され、無料公開の施策など新たな情報が発表された。
 2014年8月に連載開始となった本作は、激動の明治後期の北海道を舞台に、日露戦争において“不死身の杉元”の異名を持つ杉元佐一とアイヌの少女・アシリパ、そして脱獄囚などさまざまな思惑の人々が一攫千金を巡り、サバイバルを繰り広げる姿を描く。
「週刊ヤングジャンプ」本誌での最終回掲載に向けて、WEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」、アプリ「ヤンジャン!」では、7日から雑誌掲載済みの1~311話を公開し、312~314話を掲載誌発売時点で順次、全話無料公開する。期間は7日~28日23時59分まで。なお、312話は14日、313話は21日、314話は28日のそれぞれ午前10時に公開される(本編は「週刊ヤングジャンプ」19号では休載予定)。

29巻書影 - (C) 野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
 また、19日には、29巻が発売。カバーを飾るのは鯉登少尉で、同巻でシリーズ累計発行部数1,900万部を突破する。シリーズ完結にいたる30、31巻は6、7月に連続刊行予定だ。
 さらに、最終回掲載日の28日には「ゴールデンカムイ展」東京会場が東京ドームシティ Gallery AaMo にて開幕。120点を超えるイラストのほか、作中に登場した民具などの関連資料が多数展示され、7月に京都、10月には福岡への巡回も決定している。
 同展示では、「アクリル万年カレンダー」がグッズ付きチケット特典に(数量限定)。来場者特典は曜日替わりで、野田が描きおろしたミニ色紙(月曜:鯉登、火曜:鶴見、水曜:月島、木曜:白石、曜:尾形、土曜:アシリパ、日曜:杉元佐一&アシリパ)となっている。そして、鶴見中尉&脱獄王・白石由竹ナイトの開催が決定。会期中の毎週火曜日は鶴見中尉、木曜日は白石ナイトを開催。17時以降の来場者にはキャラクターのお面がプレゼントされ、限定フォトスポットも登場する。(編集部・梅山富美子)
https://www.cinematoday.jp/news/N0129526

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする