フィガロ 1/31(金) 11:20配信
豊かな自然に抱かれた台湾東部の街、台東。先住民族が3分の1を占めるこの土地では、代々育まれてきたユニーク食文化を楽しむことができる。
原住民料理でおなじみの食材。月桃の葉、ローゼル、アワの穂、カラスザンショウ、キヌア、馬告……
各部族独自の味わいを、現代風にツイストして。|マタ家屋
台湾原住民が属する南島文化(オーストロネシア系諸族の文化)を集めた施設で、レストラン、ホテル、工芸品を扱うショップを併設する。レストランでは日替わりで、モダンにツイストした原住民郷土料理を提供する。素材や調理法は部族によって異なるが、共通するのは素材の滋味を引き出すシンプルな味つけだ。原住民が好むスパイス、台湾山山椒(ザンショウ)の馬告(マカウ)と食材が醸す豊かな味わいを堪能して。
<マタ家屋(ジャーウー)>
Mata Jiawu
台東縣台東市中山路10號
tel:089-340605
営)7時~10時、12時~14時、18時~20時
無休
カード:J、M、V
昼食、夕食は要予約
www.matataitung.com.tw
アクセス:台東バスターミナルから徒歩約20分
アミ族の野草の知恵を、カレーのひと皿に。|薩哩珈珈居食屋
台湾人の夫とアミ族の妻による居酒屋では、アミ族ならではのハーブやスパイスをふんだんに使った名物カレーが食べられる。レモンのような香りのカラスザンショウ、馬告、栄養豊富な樹豆、黒豆などを3時間煮込んだカレーは日本人にもなじみやすい味つけで、箸が進むこと請け合い。こちらの「阿粨(アバイ)」はカラリと揚げてあるのが特徴で、定番のアワご飯のほか黒米の「阿粨」もあり、こちらも美味。
<薩哩珈珈居食屋(サリガガジュスーウー)>
Saligaga Jushiwu
台東縣台東市鄭州街7號
tel:089-322899
営)17時30分~22時
休)火
カード不可
www.facebook.com/SALIGAGA
アクセス:台東バスターミナルから徒歩約20分
ルカイ族の文化を伝える、体験型レストラン。| 達瓦娜家園
ルカイ族の文化の語り部であるリリーさんによる、カルチュラルツアーを体験できるレストラン。ツアーにはルカイ族の集落、大南の英語でのガイド付き散策、果樹園での季節の果物の収穫体験、ルカイ族の郷土料理体験などが含まれており、半日かけてルカイ族の営みに親しめる趣向だ。夕方以降は予約制レストランとしても利用できる。野趣あふれるインテリアや食卓の飾りつけも一見の価値あり!
<達瓦娜家園(ダワナジャーユェン)>
Dawana Jiayuan
台東縣台東市東興路22號
tel:0921-271883
営)夕方のみ
要予約
カード不可
www.facebook.com/dawana089
アクセス:台東バスターミナルから車で約30分。鼎東バス・大武/安朔行きに乗り、大南バス停まで約35分、徒歩1分
3つの民族の女性たちが営む、伝統料理の定食屋。|藍色愛情海之太平洋的風
「アミ族の本来の郷土の味を知ってほしい」と、富岡漁港近辺に暮らすアミ族、ブヌン族、漢民族の女性3人組がスタート。昼の定食セットは、魚と肉からメインを選べる「水スイソウタオツァン手套餐」と「猟リエレンタオツァン人套餐」の2種がラインナップ。沿岸部を中心に暮らしていたアミ族の料理は海藻などの海産物をふんだんに使う点が特徴で、見た目にもヘルシー。繊細な食材の味を引き立たせるため、味つけは薄めに仕上げている。
<藍色愛情海之太平洋的風(ランサーアイチンハイズタイピンヤンダフォン)>
Lanse Aiqinghai zhi Taipingyang de Feng
台東縣台東市富岡里吉林路二段638巷4號
tel:089-281758
営)11時~14時、17時~21時
休)火
カード不可
www.facebook.com/taitunglanhai
アクセス:台東バスターミナルから車で約15分。鼎東バス・成功行きに乗り、富岡バス停まで約20分、徒歩約3分
●台東空港から台東バスターミナル(台東轉運站)までバスで約20分、台東駅から台東バスターミナルまでバスで約20分。https://taitung.biz
●1台湾元*=約3円(2019年6月現在) *以下、略称「元」で表記。
●日本から電話をかける場合、台湾の国番号886の後、市外局番の0を取ってダイヤル。台湾内では掲載表記どおりにダイヤルしてください。
●地図内の「站」は鉄道の駅を意味します。
●クレジットカードは略記。A=AMEX、D=DINERS、J=JCB、M=MASTER、V=VISA
●掲載店の営業時間、定休日、商品や料理の価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。特に台湾の祝日や年末年始、2月の旧正月には、営業時間、定休日が変更になる可能性があります。ご了承ください。
※『フィガロジャポン』2019年8月号より抜粋
photos : AKEMI KUROSAKA, coordination : HIROKO FUJIKASHI, realisation : RYOKO KURAISHI
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200131-00010000-figaro-life
豊かな自然に抱かれた台湾東部の街、台東。先住民族が3分の1を占めるこの土地では、代々育まれてきたユニーク食文化を楽しむことができる。
原住民料理でおなじみの食材。月桃の葉、ローゼル、アワの穂、カラスザンショウ、キヌア、馬告……
各部族独自の味わいを、現代風にツイストして。|マタ家屋
台湾原住民が属する南島文化(オーストロネシア系諸族の文化)を集めた施設で、レストラン、ホテル、工芸品を扱うショップを併設する。レストランでは日替わりで、モダンにツイストした原住民郷土料理を提供する。素材や調理法は部族によって異なるが、共通するのは素材の滋味を引き出すシンプルな味つけだ。原住民が好むスパイス、台湾山山椒(ザンショウ)の馬告(マカウ)と食材が醸す豊かな味わいを堪能して。
<マタ家屋(ジャーウー)>
Mata Jiawu
台東縣台東市中山路10號
tel:089-340605
営)7時~10時、12時~14時、18時~20時
無休
カード:J、M、V
昼食、夕食は要予約
www.matataitung.com.tw
アクセス:台東バスターミナルから徒歩約20分
アミ族の野草の知恵を、カレーのひと皿に。|薩哩珈珈居食屋
台湾人の夫とアミ族の妻による居酒屋では、アミ族ならではのハーブやスパイスをふんだんに使った名物カレーが食べられる。レモンのような香りのカラスザンショウ、馬告、栄養豊富な樹豆、黒豆などを3時間煮込んだカレーは日本人にもなじみやすい味つけで、箸が進むこと請け合い。こちらの「阿粨(アバイ)」はカラリと揚げてあるのが特徴で、定番のアワご飯のほか黒米の「阿粨」もあり、こちらも美味。
<薩哩珈珈居食屋(サリガガジュスーウー)>
Saligaga Jushiwu
台東縣台東市鄭州街7號
tel:089-322899
営)17時30分~22時
休)火
カード不可
www.facebook.com/SALIGAGA
アクセス:台東バスターミナルから徒歩約20分
ルカイ族の文化を伝える、体験型レストラン。| 達瓦娜家園
ルカイ族の文化の語り部であるリリーさんによる、カルチュラルツアーを体験できるレストラン。ツアーにはルカイ族の集落、大南の英語でのガイド付き散策、果樹園での季節の果物の収穫体験、ルカイ族の郷土料理体験などが含まれており、半日かけてルカイ族の営みに親しめる趣向だ。夕方以降は予約制レストランとしても利用できる。野趣あふれるインテリアや食卓の飾りつけも一見の価値あり!
<達瓦娜家園(ダワナジャーユェン)>
Dawana Jiayuan
台東縣台東市東興路22號
tel:0921-271883
営)夕方のみ
要予約
カード不可
www.facebook.com/dawana089
アクセス:台東バスターミナルから車で約30分。鼎東バス・大武/安朔行きに乗り、大南バス停まで約35分、徒歩1分
3つの民族の女性たちが営む、伝統料理の定食屋。|藍色愛情海之太平洋的風
「アミ族の本来の郷土の味を知ってほしい」と、富岡漁港近辺に暮らすアミ族、ブヌン族、漢民族の女性3人組がスタート。昼の定食セットは、魚と肉からメインを選べる「水スイソウタオツァン手套餐」と「猟リエレンタオツァン人套餐」の2種がラインナップ。沿岸部を中心に暮らしていたアミ族の料理は海藻などの海産物をふんだんに使う点が特徴で、見た目にもヘルシー。繊細な食材の味を引き立たせるため、味つけは薄めに仕上げている。
<藍色愛情海之太平洋的風(ランサーアイチンハイズタイピンヤンダフォン)>
Lanse Aiqinghai zhi Taipingyang de Feng
台東縣台東市富岡里吉林路二段638巷4號
tel:089-281758
営)11時~14時、17時~21時
休)火
カード不可
www.facebook.com/taitunglanhai
アクセス:台東バスターミナルから車で約15分。鼎東バス・成功行きに乗り、富岡バス停まで約20分、徒歩約3分
●台東空港から台東バスターミナル(台東轉運站)までバスで約20分、台東駅から台東バスターミナルまでバスで約20分。https://taitung.biz
●1台湾元*=約3円(2019年6月現在) *以下、略称「元」で表記。
●日本から電話をかける場合、台湾の国番号886の後、市外局番の0を取ってダイヤル。台湾内では掲載表記どおりにダイヤルしてください。
●地図内の「站」は鉄道の駅を意味します。
●クレジットカードは略記。A=AMEX、D=DINERS、J=JCB、M=MASTER、V=VISA
●掲載店の営業時間、定休日、商品や料理の価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。特に台湾の祝日や年末年始、2月の旧正月には、営業時間、定休日が変更になる可能性があります。ご了承ください。
※『フィガロジャポン』2019年8月号より抜粋
photos : AKEMI KUROSAKA, coordination : HIROKO FUJIKASHI, realisation : RYOKO KURAISHI
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200131-00010000-figaro-life