一つの民族発言「麻生大臣なりの言葉」 政府が擁護？ 答弁書を閣議決定

北海道新聞　02/01 05:00
　麻生太郎副総理兼財務相の「２千年の長きにわたって、一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない」との発言について、政府は３１日、「他の国々と比べて民族、言語、文化が長い間比較的まとまった形で継続してきたという日本の特徴を、麻生大臣なりの言葉で表現したもの」とする答弁書を閣議決定した。
　発言は、福岡県内で１月１３日に開いた国政報告会であった。政府はアイヌ民族を先住民族と位置づけたアイヌ施策推進法を昨年５月に施行しており、発言に批判が集まっている。答弁書の「大臣なりの言葉で表現した」との部分は、失言が度々問題になる麻生氏を擁護しているようにも受け取れ、物議を醸す可能性がある。
　立憲民主党の桜井周衆院議員の「立法趣旨を真っ向から否定する発言であり、許されない」との質問主意書に答えた。（佐藤陽介）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388876

開発局人事（１日）

北海道新聞　02/01 05:00
▽出向＝公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐（開発監理部アイヌ施策推進課長）藤田望▽出向＝公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部参与（開発監理部アイヌ施策推進課長補佐＝内閣事務官＝内閣官房副長官補付併任）坂口一也
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388876

３副知事留任へ 鈴木知事、安定重視

北海道新聞　02/01 05:00
　鈴木直道知事は３１日、４月の特別職人事で、浦本元人（６２）、土屋俊亮（６２）、中野祐介（４９）の３副知事をいずれも留任させる方針を固めた。東京五輪札幌開催の準備など重要課題の対応に加え、道政運営を安定軌道に乗せるため、当面は現体制で政策を進める必要があると判断した。
　道政を巡っては、知事が公約に掲げた「道産食品輸出額年１５００億円」「アイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間（ウポポイ）への１００万人集客」などの課題が山積。４月に就任１年を迎える知事はこれまで「当初２年間は道政を安定させる基盤づくりを進める」と発言していた。
　知事は昨年４月の知事選で初当選後、６月に道政史上初めて３人の副知事を一斉に交代させた。浦本氏は道政全般の総合調整や公共事業、人事など、土屋氏は農業や経済、食と観光など、中野氏は財政、スポーツ、交通政策などを担っている。（松本創一）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388861

「ウポポイ」前売り券発売 主要コンビニとネットで

北海道新聞　01/31 18:12
　４月２４日に胆振管内白老町に開設されるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間（ウポポイ）」の前売り入場券の販売が３１日、始まった。購入時に付与されるＱＲコードを持参することで当日、チケット売り場に並ばずに入場できる。
　前売り入場料は、大人１２００円、高校生６００円（中学生以下は無料）。全国チェーンの主要コンビニエンスストアの店頭にある専用機器か、インターネット上の予約サイト「Ｗｅｂｋｅｔ」から購入できる。運営主体のアイヌ民族文化財団は「ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と話している。（斉藤千絵）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388745

ＩＯＣへの土産 二風谷イタ選出 アイヌ民族伝統の木製盆

北海道新聞　01/31 05:00
　道は３０日、東京五輪・パラリンピックで来日する国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員ら大会関係者に贈られるお土産品として、アイヌ民族の伝統的な木製盆「二風谷イタ」が選ばれたと発表した。
　日本の伝統工芸品の魅力を世界に発信する、東京五輪・パラリンピック組織委員会の「東京２０２０大会記念品プロジェクト」の一環。他都府県の結城紬（つむぎ）（栃木県）、会津塗（福島県）などとともに、大会事務局を通じて贈られる。
　二風谷イタは沙流川流域に古くから伝わり、浅く平らな盆にモレウノカ（渦巻き）などのアイヌ文様が彫られる。道によると今後、二風谷民芸組合（日高管内平取町）に計３枚制作を依頼する。道は「伝統工芸品の魅力を世界に発信するきっかけになる」と期待している。（犬飼裕一）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388459

「交通アクセス改善を」 日本旅行業協会がウポポイ視察

北海道新聞　01/31 08:23 更新
　【白老】国内約１２００社の旅行会社でつくる日本旅行業協会（東京）は３０日、４月２４日に開業する胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間（ウポポイ）」を視察した。政府が掲げる年間来場者数１００万人達成に向けて、参加者から宿泊施設の整備や交通アクセス改善の必要性を指摘する声が上がった。
　同協会の訪日旅行推進委員会のメンバーら２８人が敷地内にある国立アイヌ民族博物館を見て回り、スタッフの説明に耳を傾けた。ポロト湖畔などを一望できるロビーや、アイヌ民族が使っていた道具などを展示するスペースでは、興味深そうに見入っていた。開業に向けて準備を進める政府や地元関係者との意見交換も行った。
　同委員会委員長の堀坂明弘・日本旅行社長は視察後、報道陣に「（ウポポイは）立地が良く、体験型アトラクションもそろえている。ただ、他の観光地へのアクセスや夜にホテルに戻れるかなどの課題を解決する必要がある」と語った。
　３１日も国内旅行推進委員会や北海道支部のメンバー３０人が視察を行う。旅行各社は視察を踏まえ、ウポポイ訪問を絡めたツアーの開発を急ぐ。（石井努）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388458

ウポポイ、開業式典４月１８日に 政府調整 官房長官ら出席へ

北海道新聞 01/31 08:22 更新
　政府は、胆振管内白老町に４月２４日にオープンするアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間（ウポポイ）」の開業記念式典を、同１８日に行う方向で調整に入った。政府関係者が明らかにした。アイヌ民族の代表、アイヌ政策を担当する菅義偉官房長官、関係自治体や団体のトップらが出席し、目標とする来場者年間１００万人に向けてＰＲする。
　ウポポイは道内初の国立博物館となる国立アイヌ民族博物館や、伝統的なコタン（集落）を再現した国立民族共生公園、各大学などが保管していたアイヌ民族の遺骨を納めた慰霊施設で構成。式典に合わせ、菅氏らが各施設を視察する。
　菅氏は３０日の参院予算委員会で、式典の日程は決まっていないとした上で「私も是非出席したい」と述べた。（佐藤陽介、長谷川紳二）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/388457

アイヌ伝統工芸作品ぜひ見て あすから２日間展示 苫小牧うぽぽ

苫小牧民報　2020/1/31配信
　アイヌ文化の伝承に取り組む苫小牧うぽぽ（佐々木義春会長）は２月１、２の両日、苫小牧市民活動センターでアイヌ伝統工芸作品展を開く。会員が手作りしたアイヌ民族の生活用具など約２５０点を並べるほか、衣装の試着や楽器を演奏できる無料体験コーナーも…
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/main/11651/

日本の女性がより一層輝ける社会を目指しハードロック・ジャパンが全面サポートした 「Future is MINE powered by Hard Rock」 第四弾動画が1月31日（金）より公開

プレリリース　2020年1月31日 13時00分ハードロック・インターナショナル
https://www.youtube.com/watch?time_continue=277&v=QQPqHGG5NGc&feature=emb_logo
日本の先住民族・アイヌをルーツに持つ女性と、米国フロリダの先住民・セミノール族との交流に密着
　世界75カ国以上にて260以上の施設を展開するハードロック・インターナショナル（本社：フロリダ州・ハリウッド、会長：ジム・アレン）の日本法人、ハードロック・ジャパン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：町田亜土）は、株式会社３ミニッツ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO：松田昌賢）が運営するファッション動画マガジン「MINE（マイン）」で展開する、女性のエンパワーメントを目的とした旅企画「Future is MINE」とのコラボレーション企画「Future is MINE powered by Hard Rock」シリーズの第四弾として、日本の先住民族・アイヌをルーツに持つ萱野りえさんの旅を追った短編ドキュメンタリー作品『アイヌ、私の声』を2020年1月31日（金）より配信開始いたします。
　「Future is MINE powered by Hard Rock」は、夢や目標を持った女性が「テーマのある旅」に出て、自身の「未来」に向き合い成長する様子をドキュメントした企画です。第四弾となる『アイヌ、私の声』では、アイヌが多く暮らす北海道・阿寒湖に生まれ、幼少からアイヌの歌や踊りに触れて育った萱野りえさんが登場します。一時は地元を離れながらも、アイヌ文化の素晴らしさを広めようと、様々な活動を精力的に行う中で、女性としても結婚・出産を経験してきたりえさん。女性として、またアイヌ民族の一員として多忙な日々を過ごす中で、時間に限りがあることに焦りを覚えたり、自身の力の限界を感じ、自信も失っていたところ、ハードロックのオーナーであるフロリダ州南部の原住民であるセミノール族と交流し自分のルーツを見つめ直す旅に出かけます。セミノール族の人々が自分たちの自治区を持ち、自立した生活を送る姿を通して、アイヌ民族の女性としてアイヌ文化の伝承に務めるりえさんが見出した「想い」や、現地で感じた「原住民族の共生思想」についてお伝えするコンテンツとなっています。
　グローバルで女性のエンパワーメント支援を積極的に行うハードロック・インターナショナルは、日本において、社会で活躍したいという希望を持つすべての女性が、それぞれの個性や能力を十分に発揮できる社会の実現をサポートしております。ハードロック・インターナショナルの日本法人、ハードロック・ジャパンは、「ハードロック・エクスペリエンス」という構想とともに、ハードロックならではの“音楽をDNAに”、子どもからシニアまで幅広い世代が楽しめる統合型リゾートの開発を目指しております。「ハードロック・エクスペリエンス」は、日本の現代の文化を尊重し、同時にハードロックが将来的に日本に提供できる音楽、スポーツ、ホスピタリティ、エンターテインメントへのビジョンを示すものとなります。これまでのホスピタリティ事業の運営を通じて培ってきた経験を活かし、日本の皆様にカフェ、ホテルやカジノだけでなく、音楽ライブイベントからスポーツイベントまで、幅広いエンターテインメント体験の提供を行ってまいります。
　ファミリー層を含む幅広い世代が楽しめるエンターテインメント施設を提供する上で、ハードロックは女性に注目し、グローバルでも女性役員の積極登用や女性が働きやすい職場環境の設備に取り組んでおります。また、直接的な活躍の場の提供以外でも、ハードロックが提供するエンターテインメントの機会を通じて、全世界で女性がもっと活躍できる社会づくりの支援を積極的に行っております。
　ハードロック・ジャパンについての詳細は、公式ホームページ（HardRock.co.jp）よりご覧ください。
　「Future is MINE powered by Hard Rock」は、「幸せは自分で決める」をテーマに、これからの日本の未来を担うべく女性が、女性活躍時代の中でどのような未来を描き、どのように未来を切り開いていくか、問いかけ、未来に近づく機会を創出します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000027355.html

フィリピン：準軍事組織ダバオ市教会を襲撃、名目は少数民族の救出

DIGIMA NEWS 2020年2月1日

先住民族ルマド人を難民として受け入れていたダバオ市のフィリピン・キリスト教団（以下UCCP）の施設「Haran」を準軍事組織「Alamara」が襲撃するという事件が発生した。
2015年よりHaranセンターは先住民族の一時的な受け入れ先として機能していた。しかし教会内では、先住民族に対する児童虐待、児童人身売買、テロ活動のための教育などの人権侵害が行われていたと市の治安部門が報告した。これを受け、地方平和秩序委員会（Regional Peace and Order Council 以下RPOC）ダバオは教会の即時閉鎖を決議した。
この決議ののち、1月25日土曜日、「Alamara」はダバオ市Father SelgaストリートにあるUCCPの教会を襲撃した。ダバオ市警察はAlamaraのメンバーが教会内で破壊行為を行ったと発表。市警察署Kirby John Kraft氏によると、メンバーはダバオ・デル・ノルテ州のKapalongとTalaingodから来ており、教会から先住民族を救助すると主張していたとのことだ。教会は警察によって封鎖され、報道関係者も立ち入ることはできなかった。
ソース：https://davawatch.com/articles/2020/01/30/16577.html
https://www.digima-news.com/20200201_56962

アナ雪のモデル 先住民描く『サーミの血』再公開

webDICE-2020-01-31 15:30

映画『サーミの血』より ©2016 NORDISK FILM PRODUCTION
日本での動員1,000万人突破と現在大ヒット上映中の映画『アナと雪の女王２』。クリストフや、架空の民族「ノーサルドラ」のモデルになったと言われるのが、北欧の先住民「サーミ」だ。アップリンクは、2017年に日本公開した映画『サーミの血』を2月7日（金）よりアップリンク渋谷にて1週間限定公開する。
映画の主な舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミは他の人種より劣った民族として差別されていた。監督のアマンダ・シェーネルはサーミの血を引いており、また、主演のレーネ＝セシリア・スパルロクは、今もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミであり、劇中の民族衣装、小道具、トナカイの扱いなどはすべて正確に再現されている。
『アナと雪の女王』第1作は、「クリストフがサーミのトナカイ飼いに似た衣装を着ているにサーミ民族に見えない」など、ノルウェーが舞台となっているのにサーミの文化を軽視しているとSNSなどで批判を受けた。そこでディズニーは今回の続編にあたり、サーミの代表と契約を締結し、専門家のアドバイスを求め、さらに北サーミ語の吹き替え版を作成し、ノルウェー語版と同時に公開するなど、敬意をもってサーミの文化を表現することを約束したという。エンドクレジットにもスペシャルサンクスとしてサーミの人々への感謝の言葉が記されている。『アナと雪の女王2』でサーミ人の文化に興味を持たれた方は、ぜひ『サーミの血』をスクリーンでご覧いただきたい。
映画『サーミの血』
2020年2月7日（金）～2月13日（木）アップリンク渋谷にて1週間限定公開
1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。
そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た――。
監督・脚本：アマンダ・シェーネル
音楽：クリスチャン・エイドネス・アナスン
出演：レーネ＝セシリア・スパルロク、ミーア＝エリーカ・スパルロク、マイ＝ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリ、ハンナ・アルストロム
配給・宣伝：アップリンク
（2016年／スウェーデン、ノルウェー、デンマーク／108分／原題：Sameblod）
映画公式サイト
【アップリンク渋谷公式ページ】
https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2020/55662
http://www.webdice.jp/topics/detail/5917/

銀行口座も環境視点で選ぶ 環境のプロが選ぶもの＆選ばないもの〈AERA〉

アエラ　1/31(金) 8:00配信
　環境にやさしい銀行の格付け、企業のエシカル通信簿。環境問題の専門家たちは、どんな視点で企業や商品を選んでいるのか。AERA2020年2月3日号は、日用品から銀行まで、その選択の理由やポイントを聞いた。
　国際環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク（RAN、本部・米サンフランシスコ）で働くハナ・ハイネケンさん（39）は、エコバッグやマイ箸を持ち歩き、食品を無駄にしないために、買い物は1週間の献立を決めてから買い物をするのが日常だ。
　RANでは2009年から化石燃料部門へ融資・引き受けを行っている銀行を調査、「化石燃料ファイナンス成績表」として発表している。石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料の使用は、気候変動を拡大させることが指摘されているからだ。
「自分のお金がどこに融資されているのかを理解し、責任を持てる銀行に預けることが必要です」（ハイネケンさん）
　19年版の調査では、JPモルガン・チェースなどウォール街の銀行と並んで、三菱UFJFGとみずほFGがワースト10行にランクイン。ハイネケンさんもJPモルガンとみずほに口座を持っていたが、3年前に乗り換えた。JPモルガンは航空会社と提携もしていて出張の際に使い勝手もよかった。だが、自分のお金が気候変動問題の一端になっていることが許せなかった。
　RANは森林保護、先住民族や地域住民の権利保護にも取り組む。日本支部代表の川上豊幸さん（52）の名刺には「不要紙使用」と印字されていた。ティッシュやトイレットペーパーは再生紙を選ぶ。川上さんは言う。
「インドネシアから日本に輸入されるコピー用紙をはじめとした紙の多くが、熱帯林を破壊して作られた植林地からきているのです。純パルプを選ぶときも、適切に森林管理をしていることを示すFSC認証の有無を確認します」
　マイボトルは当たり前。洋服はあまり持たず、持っているものを5年、10年と使い続ける。
「服は古着をリサイクルショップで買います。さすがに下着は買いませんけど」（川上さん）
　国際環境NGOの350.orgでも、地球温暖化を促進するビジネスを支援し続ける銀行から投資や預金を引き揚げる「ダイベストメント」のキャンペーンを実施している。19年3月から1月中旬までに1124人のダイベストメント宣言があったという。同時に、環境対策に積極的に取り組む銀行を「地球にやさしい銀行」としてホームページなどで発表。17年12月に発表したランキングでは、ソニー銀行、城南信用金庫、楽天銀行などの名前があがった。同日本支部代表の横山隆美さん（67）は言う。
「私たち市民が環境に配慮したクールバンクに資金を移すことで、銀行の意識を変えたいのです。ダイベストメントすることが企業へのプレッシャーになると考えています」
　横山さんはもともと損害保険会社の社長だった。以前はシーズンごとにスーツを買っていたが、今では「それなりにきちっと見えればいい」と買い物の回数が極端に減ったという。購入する際には、環境への哲学に共感できるパタゴニアのような企業やオーガニックのものを選ぶ。
　CSR専門誌「オルタナ」の森摂編集長は、こうした消費者の選択が企業を動かすと言う。
「私たちが買い続ける間は企業も提供を続けます。だからこそ、使い捨てはカッコ悪い、環境に配慮しない企業はよくない、という風潮になれば、企業はそれに合わせざるを得なくなります」
京都市に拠点を置く「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」では、環境や福祉、人権に企業がどう向き合っているのかを評価する「企業のエシカル通信簿」を発行している。これまでに家電、外食、コンビニ、化粧品といった7業界の通信簿をつけてきた。共同代表幹事の※すぎ本（※は木ヘンに久）育生さん（66）は言う。
「車に乗るとしたら、どの車種が環境に良いかを比較するのはもちろん、販売や製造する企業が社会的にどういう立ち位置にあるのか考えることも大切です」
　とはいえ、消費者が自力で調べ尽くすのは難しい。同ネットワークでは、商品を比較するためのウェブサイト「ぐりちょ」を運営し、ポテトチップス、食パン、スニーカーなど、15のカテゴリーごとに、環境や人権に配慮した商品を紹介している。
「こうしたサイトを活用して商品を知ることで、環境負荷の少ない商品の選び方がわかるようになってきます」（すぎ本さん）
（編集部・福井しほ）
※AERA　2020年2月3日号より抜粋
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200129-00000057-sasahi-life

報道特集「封鎖された武漢～帰国までの苦闘・アイヌ民族～先住権を求めて」2月1日（土） 17時30分～

チューリップテレビ　2/1
アイヌ民族～先住権を求めて
北海道を中心に暮らすアイヌ民族。去年初めて「先住民族」と法律に明記されたが、土地や資源など先住者としての権利は認められていない。民族の誇りが尊重される社会とは。
出演者
キャスター
膳場貴子
金平茂紀
日下部正樹
宇内梨沙
プロデューサー
制作プロデューサー
田中宏之
番組プロデューサー
吉岡弘行
編集長
吉田豊
公式ページ
◇番組HP http://www.tbs.co.jp/houtoku/
◇twitter
@tbs_houtoku
http://twitter.com/tbs_houtoku
◇facebook
http://www.facebook.com/tbs.houtoku
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
http://www.tulip-tv.co.jp/tvinfo/detail/index.html?TID_DT03=67901292

サッポロ、「サッポロ クラシック UPOPOY（ウポポイ） オープン記念缶」を北海道で数量限定発売

livedoor　2020年1月31日 11時20分

　サッポロビールは、「サッポロ クラシック UPOPOY（ウポポイ）オープン記念缶」を4月7日に北海道で数量限定発売する。
　この商品は、北海道白老町ポロト湖畔に4月24日にオープンするアイヌ文化復興・創造の拠点であるウポポイ（民族共生象徴空間）を記念して発売するもの。愛称である「ウポポイ」はアイヌ語で「（おおぜいで）歌うこと」を意味している。
　中味は、麦芽100％の素材のうまみと爽やかな飲み心地とのこと。「ファインアロマホップ」を100％使用した上品な香りとなっている。
　パッケージは、ウポポイの公式ロゴマークとローマ字の「UPOPOY」を大きく表示し、その周りにオリジナルのエンブレムをデザインしている。
　同社はこの商品を通じて、ウポポイ（民族共生象徴空間）の話題喚起や道央・道南観光の促進に寄与することを願っているという。
［小売価格］オープン価格
［発売日］4月7日（火）
サッポロビール＝https://www.sapporobeer.jp/
https://news.livedoor.com/article/detail/17746599/

コスプレは私たちを自由にする（その12）

デジカメ　2020年1月31日 07:02

今週はコスプレイヤー編です。レイヤーのみなさん、取材協力ありがとうございました。カメラマンはhamashunさんです。いつもありがとうございます。
しょーとろろさんのアシリパさんはとても外見の再現度が高かったのが印象的でしたが、お話をお伺いすると、原作はもちろんその背景であるアイヌ文化へのリスペクトも感じられました。その内面の再現度がこだわりとして衣装の細部にまで宿っていたように思います。小道具もたくさんあり、ひとつひとつ丁寧な仕上がり。お手製のストゥで殴ってもらいました。最高です。
フォメルさんのドライブは、どうやって制作しているのでしょうか……、光沢やエッジがとても美しく目を引きました。なによりシフトフォーミュラを装備している点が素晴らしい。これが欲しいために私もトレーラー砲を買いました。そしてお隣にはりおさんの詩島霧子が。本物そっくりな美人さんで驚きました。特状の制服がとてもお似合いです。仮面ライダーのコスプレはコミケではちらほら見かけるものの、ヒロインとのペアでは滅多に見ません。しかもかような美しいペアにお会いできたのは大変な幸運です。
ののみやこぅさんは衣装は全て布からつくる！　だそうです。たしかにぴったりサイズで小道具の細かい作りもよく出来ていると思いました。左右のバランスとかあると思うんですよね……、立体的な思考ができる人はすごいですね……。
まなさんは……、なんと！　おりんさんです。ついに自作品のコスプレをしてくれる人が現れました。感激でございます。衣装をつくるにあたっていくつか相談を受けましたが「ここはどうなってますか？」「コマによって違うんですけど？」「色はこれでいいんですか？」まってまって。そ……それはおりんさんに直接聞いていただけません？
取材協力：hamashunさん
機材：Leica M-E typ 240＋Summilux 35/1.4
※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。
飯田ともき
2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。ズミルックスは素晴らしい。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/comic/clinic/1232372.html