北海道新聞 02/11 05:00
日ロ両政府が今年前半に道内で予定している「日ロ地域交流年」の開会式を5月16日に札幌で開く方向で調整していることが10日、分かった。茂木敏充外相ら日ロ双方の担当閣僚や、友好都市などの首長や議会、経済関係者らが出席を予定。開会式に合わせ、胆振管内白老町に4月24日に開業するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の視察も検討されている。日ロ双方の政府関係者が明らかにした。
関係者によると、5月16日の札幌での開会式開催は日本側が提案し、地域交流年組織委員会の共同委員長を務める茂木氏らの出席を予定している。会場は札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)を軸に調整し、開会式のほか文化イベントや経済や自治体関係者の交流行事も行う方向だ。
一方、ロシア側は共同委員長を務めていたオレシキン経済発展相が1月のロシア新内閣発足に伴い退任。関係者によると、後任のレシュトニコフ経済発展相が担当を引き継ぎ、開会式に出席する可能性が高い。開会式の日程などは、ロシア側の担当閣僚の正式決定後に最終合意する方針だ。
地域交流年は2018~19年に実施された「日ロ交流年」の後継事業。両国民の相互理解の促進を目的に、20~21年に経済や文化、スポーツなど幅広い分野で友好都市間などの交流事業を展開する予定で、既に関連行事が始まっている。
自治体国際化協会によると、ロシアとの姉妹・友好都市提携は日本全国で47組あり、このうち道内は道とサハリン州など都道府県別で最多の19組に上る。(則定隆史、犬飼裕一)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/392018
日ロ両政府が今年前半に道内で予定している「日ロ地域交流年」の開会式を5月16日に札幌で開く方向で調整していることが10日、分かった。茂木敏充外相ら日ロ双方の担当閣僚や、友好都市などの首長や議会、経済関係者らが出席を予定。開会式に合わせ、胆振管内白老町に4月24日に開業するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の視察も検討されている。日ロ双方の政府関係者が明らかにした。
関係者によると、5月16日の札幌での開会式開催は日本側が提案し、地域交流年組織委員会の共同委員長を務める茂木氏らの出席を予定している。会場は札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)を軸に調整し、開会式のほか文化イベントや経済や自治体関係者の交流行事も行う方向だ。
一方、ロシア側は共同委員長を務めていたオレシキン経済発展相が1月のロシア新内閣発足に伴い退任。関係者によると、後任のレシュトニコフ経済発展相が担当を引き継ぎ、開会式に出席する可能性が高い。開会式の日程などは、ロシア側の担当閣僚の正式決定後に最終合意する方針だ。
地域交流年は2018~19年に実施された「日ロ交流年」の後継事業。両国民の相互理解の促進を目的に、20~21年に経済や文化、スポーツなど幅広い分野で友好都市間などの交流事業を展開する予定で、既に関連行事が始まっている。
自治体国際化協会によると、ロシアとの姉妹・友好都市提携は日本全国で47組あり、このうち道内は道とサハリン州など都道府県別で最多の19組に上る。(則定隆史、犬飼裕一)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/392018