【室蘭民報 2012年12月4日(火)朝刊】
1議席を争う道9区(胆振、日高)には、山岡達丸=民主前、堀井学=自民新、花井泰子=共産新、島直美=アイヌ民族新=の4氏(順不同)が立候補する予定で、16日の投開票へ12日間の選挙戦に突入する。
山岡氏は26日の出馬表明から1週間の短い間に連合胆振の推薦、鳩山総連合後援会の支援が決定。限られた時間の中で各団体へのあいさつ回り、街頭演説などに奔走している。
比例道前職の経験を生かし「とことん、対話。どんどん、実行」をキャッチフレーズに「ひとづくり」「ものづくり」「地域づくり」を三本柱とする政策も作成した。
堀井氏は管内21地域で個人後援会が立ち上がり、企業を中心に管内経済界を挙げた支援体制が組まれた。企業回りや街頭演説を精力的にこなして一層の支持拡大を図っている。
「日本の再起のための政策」を提示。「北海道の経済」「国民の暮らし」「日本の国土」「国民の生命と財産」「日本の伝統・文化」をそれぞれ「守る」と訴えている。
花井氏は5月の出馬表明以降、管内全域をこまめに回り、街頭演説やミニ集会などを実施。道9区版選挙政策もまとめ、反TPP、即時原発ゼロを明確に打ち出している。
政策ではこのほか、消費増税中止法案や道9区の自然エネルギー発信基地化、中小企業振興策の実施、社会保障立て直し、憲法9条擁護、JX室蘭製油所存続などを掲げる。
島氏は11月25日に出馬を表明し、26日に平取町二風谷に事務所を構えた。超短時間の中でアイヌ民族の権利回復、教育・福祉の充実、TPP不参加などを主張している。
(山田晃司)
◆―― 冬の激戦、さあ出陣
衆院選道9区(胆振、日高)に立候補を予定している山岡達丸氏(33)=民主前、堀井学氏(40)=自民新、花井泰子氏(69)=共産新、島直美氏(53)=アイヌ民族新=の各陣営は、公示前日の3日、緊張感と慌ただしさに包まれた。遊説日程の確認や選挙カーの安全祈願を行い、12日間の選挙戦に備えた。
(順不同)
◇ 山岡氏陣営
室蘭市東町にある山岡達丸氏の民主党西胆振ブロック合同選挙対策本部は、事務所内で打ち合わせ。午後から中嶋神社で必勝祈願と遊説隊・選挙カーの安全祈願を行った。
9区合選の滝口信喜本部長代行は「鳩山氏のいのちを大切にする政治を山岡氏は受け継ぎ戦う。厳しい状況だが後援会、連合、民主党の3軸で勝利を目指し頑張りたい」と決意。
出陣式は4日午前8時50分から選対前で行う。徳永エリ参院議員が応援に駆けつける。
(粟島暁浩)
◇ 堀井氏陣営
室蘭市中島町の堀井学氏の室蘭後援会事務所では、関係者が入念に打ち合わせ。公示日の遊説確認も行われ、緊張感が高まる。
堀井氏は3日夜に苫小牧で開催の総決起大会に出席。小泉進次郎・自民党青年局長からの激励も受けた。組織固めも急ピッチの超短期決戦。室蘭後援会の菅原桂子幹事長は「堀井氏の誠実な人柄を多くの有権者に伝えたい」と話す。
第一声は午前9時から同市中島町のヤマダ電機前で。その後、伊達、登別、苫小牧の順に回る。
(松岡秀宜)
◇ 花井氏陣営
室蘭市東町にある花井泰子氏の選挙闘争本部となる共産党室蘭地区委員会では、政策チラシやポスターの準備、公示当日の遊説隊のスケジュールの確認などを終えた。花井氏も後援会へのあいさつや第一声の演説内容を詰めた。
本部長を務める高橋克美委員長は「9区、比例区での議席獲得を目指す。実行する党の姿を伝えていく」と話す。4日は午前9時に海岸町の室蘭公共職業安定所前で第一声を放つ。室蘭、登別と東胆振、日高方面へ向かう。
(石川昌希)
◇ 島崎氏陣営
平取町二風谷にあるアイヌ民族党事務所内に構えた島直美氏の事務所では、島氏や党幹部が遊説ルートの確認などを行い準備を整えた。
出馬表明から一週間余り。萱野志朗アイヌ民族党代表は「準備時間が短いのはどこも同じ。少数者の権利を確立できるよう訴えたい」と力を込めている。
第一声は、きょう4日午前9時半に室蘭市中島本町のモルエ中島で放つ予定。その後は苫小牧方面に向かい、夜は平取町内で個人演説会を行う。
(有田太一郎)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/12/04/20121204m_01.html
1議席を争う道9区(胆振、日高)には、山岡達丸=民主前、堀井学=自民新、花井泰子=共産新、島直美=アイヌ民族新=の4氏(順不同)が立候補する予定で、16日の投開票へ12日間の選挙戦に突入する。
山岡氏は26日の出馬表明から1週間の短い間に連合胆振の推薦、鳩山総連合後援会の支援が決定。限られた時間の中で各団体へのあいさつ回り、街頭演説などに奔走している。
比例道前職の経験を生かし「とことん、対話。どんどん、実行」をキャッチフレーズに「ひとづくり」「ものづくり」「地域づくり」を三本柱とする政策も作成した。
堀井氏は管内21地域で個人後援会が立ち上がり、企業を中心に管内経済界を挙げた支援体制が組まれた。企業回りや街頭演説を精力的にこなして一層の支持拡大を図っている。
「日本の再起のための政策」を提示。「北海道の経済」「国民の暮らし」「日本の国土」「国民の生命と財産」「日本の伝統・文化」をそれぞれ「守る」と訴えている。
花井氏は5月の出馬表明以降、管内全域をこまめに回り、街頭演説やミニ集会などを実施。道9区版選挙政策もまとめ、反TPP、即時原発ゼロを明確に打ち出している。
政策ではこのほか、消費増税中止法案や道9区の自然エネルギー発信基地化、中小企業振興策の実施、社会保障立て直し、憲法9条擁護、JX室蘭製油所存続などを掲げる。
島氏は11月25日に出馬を表明し、26日に平取町二風谷に事務所を構えた。超短時間の中でアイヌ民族の権利回復、教育・福祉の充実、TPP不参加などを主張している。
(山田晃司)
◆―― 冬の激戦、さあ出陣
衆院選道9区(胆振、日高)に立候補を予定している山岡達丸氏(33)=民主前、堀井学氏(40)=自民新、花井泰子氏(69)=共産新、島直美氏(53)=アイヌ民族新=の各陣営は、公示前日の3日、緊張感と慌ただしさに包まれた。遊説日程の確認や選挙カーの安全祈願を行い、12日間の選挙戦に備えた。
(順不同)
◇ 山岡氏陣営
室蘭市東町にある山岡達丸氏の民主党西胆振ブロック合同選挙対策本部は、事務所内で打ち合わせ。午後から中嶋神社で必勝祈願と遊説隊・選挙カーの安全祈願を行った。
9区合選の滝口信喜本部長代行は「鳩山氏のいのちを大切にする政治を山岡氏は受け継ぎ戦う。厳しい状況だが後援会、連合、民主党の3軸で勝利を目指し頑張りたい」と決意。
出陣式は4日午前8時50分から選対前で行う。徳永エリ参院議員が応援に駆けつける。
(粟島暁浩)
◇ 堀井氏陣営
室蘭市中島町の堀井学氏の室蘭後援会事務所では、関係者が入念に打ち合わせ。公示日の遊説確認も行われ、緊張感が高まる。
堀井氏は3日夜に苫小牧で開催の総決起大会に出席。小泉進次郎・自民党青年局長からの激励も受けた。組織固めも急ピッチの超短期決戦。室蘭後援会の菅原桂子幹事長は「堀井氏の誠実な人柄を多くの有権者に伝えたい」と話す。
第一声は午前9時から同市中島町のヤマダ電機前で。その後、伊達、登別、苫小牧の順に回る。
(松岡秀宜)
◇ 花井氏陣営
室蘭市東町にある花井泰子氏の選挙闘争本部となる共産党室蘭地区委員会では、政策チラシやポスターの準備、公示当日の遊説隊のスケジュールの確認などを終えた。花井氏も後援会へのあいさつや第一声の演説内容を詰めた。
本部長を務める高橋克美委員長は「9区、比例区での議席獲得を目指す。実行する党の姿を伝えていく」と話す。4日は午前9時に海岸町の室蘭公共職業安定所前で第一声を放つ。室蘭、登別と東胆振、日高方面へ向かう。
(石川昌希)
◇ 島崎氏陣営
平取町二風谷にあるアイヌ民族党事務所内に構えた島直美氏の事務所では、島氏や党幹部が遊説ルートの確認などを行い準備を整えた。
出馬表明から一週間余り。萱野志朗アイヌ民族党代表は「準備時間が短いのはどこも同じ。少数者の権利を確立できるよう訴えたい」と力を込めている。
第一声は、きょう4日午前9時半に室蘭市中島本町のモルエ中島で放つ予定。その後は苫小牧方面に向かい、夜は平取町内で個人演説会を行う。
(有田太一郎)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/12/04/20121204m_01.html