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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

身近なハーブの魅力紹介 北見

2011-09-03 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/02 15:00)

 【北見】日本に自生するハーブの魅力をPRしている和ハーブ協会(東京)が10、11の両日、北見市内などで第1回北見和ハーブ塾を開く。ハーブ園見学や料理教室などを通して、海外源流のハーブではなく、スギナ、シソ、サンショウ、ドクダミなど日本でも身近にあるハーブに触れ、理解を深める狙いだ。
 同協会は、日本の薬草文化にスポットを当て、日本人の健康を支えるヒントを探っている。和ハーブ塾は、薬草の宝庫と言われ岐阜と滋賀にまたがる伊吹山や、本州には無い独特の「琉球ハーブ」が数多く自生する沖縄で随時開催している。
 今回は、かつて世界市場の70%を占めたハッカのマチ北見に注目し、初めて塾を開くことにした。同協会は2回目以降の開催も検討している。
 10日は、北見ハッカ記念館の見学、ギョウジャニンニクなど北海道の「アイヌハーブ」に詳しい山岸喬・北見工大名誉教授の講義、60種のハーブを栽培している香遊生活の見学や料理教室などを予定している。
 ハーブなどを栽培する生産法人・香遊生活の舟山はるみ室長は「地元には知らないハーブがたくさん自生している。体に有用な効能があるものも多い。あっと驚く料理をつくるので楽しみにして」と参加を呼びかける。
 11日は、阿寒湖近くで、アイヌ民族伝統のハーブ料理や文化を学ぶ。
 「香遊生活見学と料理教室」など5コースがあり、コースごとに日程や参加料金(1500~7千円)は異なる。問い合わせ、申し込みは9月6日までに香遊生活(電)0157・66・1201へ。(須貝剛)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/315798.html

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シンポジウム:中世テーマに 東北芸術工科大、きょうから2日間 /山形

2011-09-03 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年9月2日 地方版

 東北芸術工科大東北文化研究センター(山形市上桜田3)は2、3の2日間、同大本館4階408講義室で公開シンポジウム「中世への胎動~北の視点・南の視点」を開く。
 同センターは、環境と生業、技術に関して過去1万年の動きを研究している。過去を掘り起こすことで、東北地方が現在抱えている切迫した状況に応えられる研究のあり方を模索している。
 シンポジウムはその一環。10年4月のシンポジウム「東北古代の変動~火山灰と鉄」に続くもので、前九年・後三年の合戦など動乱の「北の世界」と「南の世界」を考える。
 2日午後6時から同8時10分は、入間田宣夫同センター所長が「安倍、清原、藤原政権の成立史を組み直す」と題して基調講演、小川弘和・熊本学園大准教授は「荘園制と『日本』社会~周縁からの中世」と題して講演する。
 3日午前9時から午後4時までは4氏が「北の中世」「古代から中世移行期のアイヌ史と北東アジア」「鎌倉幕府以降の南海島しょ海域」などについて講演する。
 受講料一般1000円。問い合わせは同センター(023・627・2168)。【佐藤伸】
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110902ddlk06040047000c.html

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白老で「飛生芸術祭2011」、音楽や演劇楽しんで

2011-09-03 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年9月2日(金)朝刊】

 白老・旧飛生小学校校舎(竹浦)を会場にした「飛生芸術祭2011」(同実行委主催)が、11日から18日まで繰り広げられる。夜通し行われる「トビウ・キャンプ」は総勢70組のアーティストが参加する。
 飛生アートコミュニティーの結成25周年を記念し、日程、内容ともボリュームアップして開催される。17、18の両日開かれるメーンイベント「トビウ・キャンプ」は、ロックグループ「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のボーカル・後藤正文さんはじめ、道内外の音楽、アート、パフォーマンスのアーティストたち70組が競演。アイヌの伝統歌「ウポポ」を、火を囲んで大合唱するイベントをはじめ、科学実験教室、丸太投げ大会、ファイアストームなどもある。
 期間中、「飛生アートコミュニティーの挑戦」と銘打ったパネル展、若手アーティストと白老・竹浦小児童によるプラネタリウム展、彫刻家によるトーテムポールの公開制作などを予定している。
 実行委員長で彫刻家の国松希根太さんは「地元の人、音楽や演劇が好きな人、子どもからお年寄りまで幅広い層が一体感を感じられるようなイベントにしたい」と参加を呼び掛けている。問い合わせは国松さん、電話090・3592・6822番。
(富士雄志)
 主な日程は次の通り。
 ▽11日 竹浦中吹奏楽部演奏会、プラネタリウム点灯式
 ▽12日 8ミリ短編映画上映会、ピアノ演奏、アクセサリー制作教室
 ▽13日 スケッチ会
 ▽15日 版画体験
 ▽17、18日 トビウ・キャンプ
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/09/02/20110902m_08.html

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松浦武四郎記念館:蝦夷地研究の成果、初公開の絵画など資料を展示--松阪 /三重

2011-09-03 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年9月2日 地方版

 松阪ゆかりの幕末の探検家・松浦武四郎の偉業を紹介する「武四郎とアイヌ民族展」が松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で開かれている。
 武四郎が蝦夷地に関心を示したのは、鎖国を続ける中で、ロシアの進出に危機感を抱いたためとされる。28歳から41歳までの間に計6回蝦夷地に渡り、アイヌの協力を得て地理や産物、暮らしなどを研究、紀行本を出版して全国に伝えた。
 今回は、重要文化財を含む58点を展示した。初公開で注目されるのは、武四郎が67歳の1884(明治17)年にアイヌの生活を描いた「蝦夷人機織図」だ。幅51センチ、高さ30センチの掛け軸で、ニレ科の木のオヒョウの樹皮をはぐアイヌの男性や収集する人、繊維を用いて機織りをする女性が描かれている。また、「機織りで無数の着物が織られていく」と称賛した七言絶句や武四郎が好んで押した「北海道人」「甲申春日」の落款もある。今春、東京の古美術商で見つかった資料で、松阪市教委が約90万円で購入した。
 10月20日まで。入館料は大人300円、6~18歳200円。【橋本明】〔三重版〕
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110902ddlk24040125000c.html

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米最大のダム撤去計画、間もなく開始

2011-09-03 | 先住民族関連
for National Geographic News September 2, 2011

Ker Than
 アメリカ、ワシントン州で、2つのダムの撤去作業が始まる。アメリカ史上最大規模で、同国各地の類似プロジェクトに刺激を与えるモデルになるとして注目を集めている。オリンピック半島を流れるエルワ川。地元先住民の間では、「あまりにも多くのサケが遡上するため、群れの上を歩いて対岸まで渡ることができた」という言い伝えが残っている。
 だが20世紀初頭、河口付近にエルワダム、グラインズキャニオンダムが建設されると、サケは海と川の間を行き来できなくなった。それからおよそ100年。2011年9月から、両ダムの撤去作業が始まる。
 老朽化による維持コストの高騰もあり、漁業権の復活を求める先住民の訴えが認められ、1992年にエルワ川環境回復法が連邦議会を通過、ダムの撤去が決定した。
 環境保護団体「アメリカンリバーズ」の広報担当エイミー・コーバー氏はこう話す。「我が国では既に1000基近くのダムが撤去されているが、今回のプロジェクトは最大規模で、環境回復の試みとして極めて重要視されている」。
◆既に不要となったエルワ川のダム
 2つのダムは、ポートエンジェルス市内の製紙工場への電力供給を目的として建設された。19世紀末から20世紀初頭にかけて、本格化したオリンピック半島の開発で重要な役割を担ってきた。だが現在この地域の電力は、大半が南隣のオレゴン州ポートランドからの送電でまかなわれており、どちらのダムも発電所としての役割をほとんど果たしていない。
 しかも、サケの遡上を助ける魚道が未整備で、エルワ川の生態系に悪影響を及ぼしていると考える人々は、既に1970年代から撤去を求める声を上げていた。だが地元住民には撤去への不安が根強く、実際の工事開始までには30年以上の紆余曲折を経ることとなった。
「地元の人々の意見は、この30年の間に徐々に変わってきた。存続よりも撤去した方がメリットは大きいと認識するようになった」とコーバー氏は述べる。
 地元住民の意識変化には行政も大きな役割を果たしている。1992年の法案には、ダム撤去前に実施すべき準備対策を詳細に定めた内容が盛り込まれた。その中には、川の堆積物の増加を見越した新たな水処理施設の建設や、水位の上昇が予想される場所に面した私有地を保護するための堤防の改修などが決められている。これらの対策は実施済みで、ダムの電力を利用している製材工場などは、自家発電装置の導入も検討しているという。
◆ダムの撤去で生態系全体が回復
 2つのダムが撤去されると、エルワ川は自然の流れを取り戻すことになる。現在生息するサケの数は約3000匹と言われているが、専門家の試算によると40万匹前後にまで急増するという。
「サケの数が増えると、小さな昆虫からアメリカクロクマ、シャチに至るまであらゆる動物が恩恵を受ける。サケの死骸は川沿いに立つ杉の養分にもなる。私たちが取り戻そうとしているのは、ピュージェット湾からオリンピック山脈に至る自然環境の中で、生物どうしが複雑に絡み合う生態系なのだ」とコーバー氏は語る。ダムに滞留していた大量の土砂や流木も、再び下流域まで流れて行く。
 河口部にまで到達した土砂は天然の防波堤として機能するため、周辺の住民にとっては心強い味方となるだろう。
◆他の環境回復プロジェクトの刺激に
 コーバー氏は、アメリカ各地の環境回復プロジェクトを後押しする効果にも期待している。「エルワ川の環境回復の様子を目の当たりにすれば、人々はおのずと地元の川へ関心を向けるに違いない」。
Photograph by Elaine Thompson, AP
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110902001&expand&source=gnews

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水銀汚染の課題探る カナダ先住民来熊へ

2011-09-03 | 先住民族関連
くまにちコム 2011年09月02日

 カナダで水銀汚染被害を受けている先住民らが7日、熊本学園大水俣学研究センター(花田昌宣センター長)の招きで来熊する。熊本市と水俣市で講演会やドキュメンタリー映画の上映があり、交流を通じて、現地と水俣病の問題を重ね合わせ今後の課題を探る。
 来熊するのは、オンタリオ州にある先住民居留地代表のサイモン・フォビスターさんら30~50代の先住民3人と、支援するNGOメンバー、現地在住の映画作家大類義さんの計5人。同大が先住民を招くのは5年ぶり。
 現地の水銀汚染は、川に流されたパルプ工場の排水が原因。調査を続けている同センターによると、汚染魚を食べた先住民に健康被害が出ており、行政による補償も不十分という。
 一行は14日まで県内に滞在する。上映する映画は、先住民の生活や原田正純医師の現地調査活動を追った大類さんの作品「カナダ先住民と水俣病」。水俣病患者との交流も計画している。17日には東京でも講演会がある。
 同センターは「若い世代の先住民の生の声を聞き、課題を共有したい」と話している。
 県内の講演会と映画上映は、10日午後1時半から熊本市の同大、11日午後2時から水俣市もやい館で。映画のみの先行上映は8、9日の午後6時から水俣市公民館。いずれも無料。同センターTEL096(364)8913。(辻尚宏)
http://kumanichi.com/news/local/main/20110902006.shtml

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