先住民族関連ニュース

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【白老】熟練の技がきらり 高ク連生き活き文化展

2010-10-01 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 9/30)
 白老町高齢者クラブ連合会(西澤貞雄会長)の第8回生き活き文化展が、白老コミュニティーセンター1階ロビーで開かれている。書道や刺しゅうなど、熟練の技と経験が光る146作品。10月1日まで。
 高齢者クラブのメンバーの作品を集めた毎年1回の発表の場。書道、俳句、アイヌ刺しゅう、写真、絵画、陶器など多彩なジャンルの作品を楽しめる。43人が出品した。
 最高齢岩本ウタさん(93)は、アートフラワーに取り組み、アヤメ、柿、コスモスの3作品を発表した。本物と見間違えるような完成度の高さに、来場者も感心していた。
 西澤会長は「毎年この場に新作を発表するため、頑張って創作に励む方々がたくさんいる。周りの高齢者に刺激となるような作品展になれば」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10093002.html

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「コタンの名医」児童図書に 高橋房次 没後50年で 作家・川嶋さん発刊「感銘受けた」

2010-10-01 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/30 13:30)
 【白老】町内でアイヌ民族の医療に生涯をささげた医師高橋房次(1882年~1960年)の生き様を、札幌在住のノンフィクション作家川嶋康男さん(60)が書いた児童図書「いのちのしずく“コタンの赤ひげ”高橋房次物語」(農文協)が発刊された。
 高橋医師は栃木県出身。1922年(大正11年)から白老で地域医療に携わった。アイヌ民族や貧困家庭から治療費を取らずに往診。町民から「コタン(集落)のシュバイツァー」と慕われ、55年には名誉町民に選ばれた。
 川嶋さんが執筆を決めたきっかけは、高橋医師を題材に作られた2年前の町民劇。「頑固で愚直なまでに無私を通す房次の生き方に感銘を受けた」と、町内などで家族や親交のあった人に聞き取りを開始。没後50年で発刊にこぎつけた。
 著作では、当時、根強く残るアイヌ民族への差別に怒り平等な医療を目指したことや、1959年の北海道文化賞受賞を記念した胸像の設置をかたくなに拒んだことなど、高橋医師の人柄がにじむエピソードや、写真家掛川源一郎氏が撮影した日常生活の様子も掲載している。
 川嶋さんは「50年の節目に、房次の存在が次世代を担う子供たちへのメッセージになれば」としている。
 A4判148ページ。1380円。全国の書店で取り扱っている。問い合わせは農文協北海道支部(電)011・271・1471へ。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/253567.html

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産廃処理施設、本格工事スタート~元紋別の山中にリテックが建設

2010-10-01 | アイヌ民族関連
(北海民友新聞社 9月30日付け)
 株式会社リテック(佐藤伸也社長)が元紋別の豊丘地区に建設する産業廃棄物総合処理施設の工事が本格スタートすることになり29日、その安全祈願祭が工事現場の山中で行われた。一次産業のまち紋別市にとって重要な施設であることから宮川良一紋別市長、知見喜美男紋別商工会議所会頭、阿部滋紋別漁協組合長、池田彰北見信金理事長ら約70人が集い、工事の安全を祈った。環境問題や先住民族の権利の観点などから一部住民やアイヌ協会紋別支部が反対を表明している同処分場だが、あいさつに立ったリテックの佐藤社長は「ようやく着工にこぎつけ感無量。責任の重さを実感している」と決意を述べた。23年11月頃完成。本格稼動は24年4月の予定。
 同処分場は埋立て式の管理型最終処分場を中核に、堆肥化処理、汚泥脱水処理、コンクリート再生処理などの中間処理施設を備える。汚泥、動植物性残さ、木くず、コンクリートくずなどを扱う。ホタテのウロなど動植物性残さは中間処理施設で再資源化され、資源化できない一部の廃棄物を埋立て処分する。敷地面積は約41ヘクタール。
 リテックによると施設から出る汚水は全て浄化処理を行い、国が定める排水基準値よりさらに綺麗な水質まで水処理を行など、環境面に配慮した最新の技術を導入しているという。
 リテックの申請を受けた道が審査し、今年7月に設置を許可した。8月には道から開発許可も受けている。
 安全祈願祭では関係者らが祭壇に玉串を奉納、佐藤社長らが鍬入れを行った。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/100930_1.htm

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伊達・大滝小で三嶋さんら招きアイヌ舞踊の練習励む

2010-10-01 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2010年9月30日(木)朝刊】
 伊達市大滝小学校(佐藤隆宏校長)の4年生11人が29日、校内行事で10月中旬に発表するアイヌ民族の伝統舞踊の練習に励み、本番に備えていた。
 社会科の中で、北海道の先住民族の暮らしや文化に理解を深めている。この日は、アイヌ文化振興・研究推進機構の三嶋淳子アドバイザーらを招き、農耕作業の様子を表現した踊りなど2曲に取り組んだ。
 児童らは三嶋さんの手本に合わせ、アイヌ語の歌詞を口ずさみながらリズムを取り、体の向きや足、手の動きをそろえていた。10月16日に同校で開かれる学習発表会で、踊りのほかに歌も披露する。
(菅原啓)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/09/30/20100930m_07.html


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