先住民族関連ニュース

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【白老】白老駅北にウッドチップ遊歩道

2010-10-20 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 10/19)

 白老町は2011年度、JR白老駅北広場に長さ283メートル、幅2メートルの遊歩道を整備する。ウオーキングの名所として知られるポロト地区へ誘導し、ベンチや花畑も設けて、町民や観光客の憩いの場所とする考えだ。
 遊歩道は駅南口に接続する連絡橋前からポロト地区の間を、線路と並行する形で整備する。足腰に優しいウッドチップを敷き、山側のり面にはシバザクラを植える。フラワーセンターやSLポロト号と遊歩道を結ぶ通路も設け、駅北広場の回遊性を高める。
 遊歩道周辺に、アイヌ民族の有用植物を鑑賞できる「新しい森(アシンニタイ)」や、ポロト湖が広がり、JRで観光に訪れる人々の玄関口としても期待される。
 10年度は遊歩道近くのフラワーセンター前に駐車場を整備し、遊歩道は11年度に着手する。事業費約3000万円。
 駅北広場整備事業は04年度から10カ年計画で始まり、これまで周辺道路や駐輪場の整備、街路灯の設置、植樹などを行っている。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10101903.html

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札幌大学からアイヌ文化を発信するイベント「第1回 ウレシパ・フェスタ」を開催

2010-10-20 | アイヌ民族関連
(大学プレスセンター 2010/10/19)

札幌大学ウレシパクラブでは、これまでの活動状況をお知らせするとともに、アイヌ文化を発信する場として、10月31日(日)に「第1回ウレシパ・フェスタ」を開催する。

 札幌大学では今年度から、毎年一定数のアイヌ子弟を受け入れ、未来のアイヌ文化の担い手として育成するとともに、大学内に多文化共生コミュニティのモデルを創り出す仕組みを整える活動として「ウレシパ・プロジェクト」をスタートした。 このプロジェクトを担う組織である「ウレシパクラブ」では、これまでの活動状況をお知らせするとともに、アイヌ文化を発信する場として、10月31日(日)に「第1回ウレシパ・フェスタ」を開催する。

 同イベントでは、作家の池澤夏樹氏を招き、「明るいアイヌ像に向けて」と題して講演するほか、ウレシパ・カンパニーである鶴雅グループ社長の大西雅之氏や北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授の北原次郎太氏による講演、パネルトーク等を通じて、多くの方々にアイヌ文化をより身近に感じてもらうことを狙いとしている。
 また、伝統的アイヌ舞踊グループ「Team Nikaop(チーム・ニカオプ)」が、ユネスコ世界無形文化遺産登録されているアイヌ古式舞踊を上演する。
 誰でも参加可能、事前の申し込み不要。

◆「第1回ウレシパ・フェスタ」
【開催日】
  10月31日(日)
●第1部
 13:00~ 札幌大学プレアホール(札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
  ・ウレシパ・スチューデント発表
  ・基調講演 「明るいアイヌ像に向けて」 池澤 夏樹 氏(作家)
  ・講演1  「阿寒湖温泉の再生~アイヌ民族とともに~」
                      大西 雅之 氏(鶴雅グループ社長)
  ・講演2  「アイヌ芸能の再生 Team Nikaopの挑戦」
         北原 次郎太 氏(北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授)
  ・パネルトーク パネリスト:池澤 夏樹 氏、大西 雅之 氏、北原 次郎太 氏
          司会:本田 優子(札幌大学文化学部教授)
  ・Team Nikaop(チーム ニカオプ)公演
●第2部
 17:30~ 札幌大学大学会館(リンデンホール)
 ・懇親会  ※参加費500円
 
▼本件に関する問い合わせ先
 札幌大学 学生支援オフィス ウレシパクラブ担当
 TEL: 011-852-9108
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2217

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