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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

日本人のルーツは東南アジア? 研究グループがゲノム解析

2009-12-11 | 日記
(MSN産経ニュース 2009.12.11 04:00)
 アジアの諸民族の遺伝学的な系統関係が、日本などアジア10カ国の研究者による国際共同研究で明らかになった。言語や文化の異なる73集団(約1900人)を対象に、ゲノム(全遺伝情報)の個人差を詳細に解析した成果で、11日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。日本、韓国など東アジア人の祖先は、数万年前に東南アジアから移住した可能性が高いという。
 現生人類(ホモ・サピエンス)は10万~20万年前にアフリカに出現し、世界各地に進出した。東アジア、東南アジア地域の移住ルートには諸説があり、はっきり分かっていない。
 研究チームは、一塩基多型(SNP)というゲノムの個人差に基づいて、集団間の近縁関係を解析した。その結果、遺伝学的な系統と言語学的な近縁性はよく一致。たとえば、日本人の集団は本土住民、沖縄住民ともに韓国人と近縁で、言語学上はアルタイ語族に属する。また、ゲノムの多様性は全体として、南の集団から北の集団に向けて枝分かれする傾向がみられた。
 日本から研究に参加した菅野純夫・東大大学院新領域創成科学研究科教授は「遺伝子の大きな流れからみると、日本人を含む東アジア集団の起源は東南アジアにあると推定される。ただし、今回の解析にはアイヌなど北方の民族が含まれていないので、反論の余地もあるだろう」と話している。
 ゲノムの個人差の集団的解析は、薬の効き方や副作用に関係する遺伝子研究の基盤情報になる。
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091211/scn0912110400002-n1.htm

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受け継いでいく祇園祭:絵図や絵巻、鉾の懸装品…一堂に 文化博物館で企画展 /京都

2009-12-11 | 日記
(毎日新聞 2009年12月10日 地方版)
 9月に「京都祇園祭の山鉾(ほこ)行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決まったのを記念し、企画展「受け継いでいく祇園祭」が、中京区の京都文化博物館で開催されている。
 平安時代以来1100年以上続く祇園祭の歴史を、絵図や絵巻、映像・写真資料、府立総合資料館に寄託されている放下鉾や休み山鉾の大舩鉾(おおふねぼこ)の華やかな懸装(けそう)品などが一堂に紹介されている。
 来年1月11日まで。一般500円、大学生400円。
 19日午後2時から博物館別館ホール(定員200人)で、祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎副理事長が「山鉾風流と渡来染織品について」と題し記念講演をする。往復ハガキ(1枚で1人)に住所・氏名・電話番号を記入し、京都文化博物館(〒604-8183 京都市中京区三条高倉)同展講演会係へ申し込む。先着順。講演会は無料だが、本展入場券か同時開催中の「アイヌの美」展の入場券(半券可)が必要。問い合わせは同館(075・222・0888)。【野宮珠里】
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20091210ddlk26040665000c.html

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【札幌】札幌のホテルで白老アイヌの舞い

2009-12-11 | 日記
(苫小牧民報 2009年 12/10)
 白老アイヌ民族博物館フェアin札幌が9日夜、札幌プリンスホテル国際館パミール6階で開かれた。アイヌ古式舞踊が観客を魅了し、会場はアイヌ文化で染まった。
 白老町、アイヌ民族博物館、白老観光協会が、
  ユネスコ世界無形文化遺産に指定されたアイヌ古式舞踊を、「札幌市民や観光客に知ってほしい」と北海道経済産業局の地方再生事業の支援を受けての開催した。初の札幌公演になる。
 フェアでは、トンコリや刺しゅう、彫刻、ムックリ体験などアイヌ文化学習の教育プログラムやアイヌ工芸品の展示も行われた。
 メーンのアイヌ古式舞踊では、神への祈りのカムイノミから始まり、神謡といわれる語りの世界、即興歌、トンコリの伴奏による歌と踊り、「弓の舞」「鶴の舞」などが次々と披露された。
 白老観光協会の高橋二郎専務理事は「予想以上の人が集まってくれた」と喜び、会場を埋めた観客たちは、あまり体験することがないアイヌ文化の世界に、拍手を送っていた。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09121003.html

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女子少なく試験は3、4カ月ごと 草創期の千歳教育

2009-12-11 | 日記
(苫小牧民報 2009年 12/10)
 千歳市の市史編さん担当主任編集委員の西田秀子さん(50)は、札幌市内で発見された新史料を基に、草創期の千歳教育の実情をまとめた。
 新史料は、びょうぶの下張りに使われていた。1880年代から90年代初期を中心とした帳簿など約620点で、いずれも当時の千歳村在住者が記録した公文書や私文書。札幌市文化資料室に寄贈され、非開示で目録作りが進められている。
 新史料の中には児童の就学状況が分かる成績表なども含まれ、西田さんがこれまでの公文書調査史料と合わせ、12月発刊の「新千歳市史」編さんだより「志古津」第10号に、「明治千歳の学校教育の実情」と題して発表した。
 当時の学科は読み方、作文、習字、算術、日課(出席日数と賞罰)で、小試業と呼ばれる試験が3、4カ月ごとに行われ、その成績を記した「小試業評点表」もあった。
 82年の就学児童は11人(学齢人数76人)だった。83年は67人のうち9人、84年は112人のうち9人。とりわけ女児の就学が少なかった。
 当時、人口の多くはアイヌ民族だった。アイヌの学齢児20人だった81年(和人7人)は、アイヌ8人、和人3人が就学している。84、85年もアイヌ子弟がほとんどを占めていた。
 西田さんは「当時の人口比から見れば当然」で、ただ、「授業は日本語で行われ、読み書きを、日本語で覚えることが目標とされた。実態はアイヌ学校で、天皇制国家の臣民となるよう教化が行われた」と分析している。また、「これまでアイヌ民族の子弟教育がほとんど記録に出てこなかったのは、記録する側が目を向けなかったため。新史料で和人と同じく千歳の歴史を作ってきた人たちのことの一端が明らかになった」と話している。
 千歳小学校の前身・千歳教育所が明治14(1881)年に開設され、千歳の公教育の始まりとされる。
http://www.tomamin.co.jp/2009c/c09121001.html

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■ 札幌で白老アイヌ民族博物館フェア、古式舞踊披露

2009-12-11 | 日記
【室蘭民報 2009年12月10日(木)朝刊】
 白老観光協会など主催の移動博物館事業「白老アイヌ民族博物館フェアin札幌」が9日、札幌市内のホテルで開かれ、9月にユネスコ世界無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊など伝承文化の世界を会場に披露していた。
 会場にはアイヌ文様が編み込まれたゴザや木綿の着物が展示され、舞台上には囲炉裏(いろり)や神棚が設けられた。
 「カムイノミ」の祈りの後、動物や神を主人公にしたユーカラを、解説を交えて披露。伝統の弦楽器「トンコリ」の伴奏に合わせて女性たちが踊る「トンコリヘチリ」、刀を使った舞「エムシリムセ」など道内各地に伝わるアイヌの伝統舞踊が次々と繰り広げられた。会場では踊りに合わせて手拍子が起きるなど反応は上々だった。
 古式舞踊は初めてという札幌市内の30代の女性は「独特で楽しかった。また見たいですね」と笑顔を浮かべていた。
 同博物館では本年度中に函館市や後志管内ニセコ町などで同様の移動博物館を開催する予定だ。(北川誠)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/12/10/20091210m_01.html

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■ 室蘭漁協のサケの「山づけ」、14日から500本限定販売

2009-12-11 | 日記
【室蘭民報 2009年12月10日(木)朝刊】
 室蘭漁協手作りのサケの「山づけ」が14日から、室蘭市舟見町の漁協事務所で販売される。アイヌの保存食として知られる伝統の味。寒風干しで凝縮されたうまみを求め、今年も人気が出そうだ。
 室蘭産の雄ザケを使い、八雲の水産加工場で委託製造している。粗塩で二度付けし、余分な水分を落とす。水洗いし2週間ほど屋外で寒風干し。真空パックに詰める。
 9月に始まるサケ漁だが、山づけ製造には寒さが必要で作業は例年11月からになる。この時期は婚姻色が混じるが、銀ピカの魚体を厳選しているため、500本限定で製造している。好みで塩抜きした後、塩焼きにし、茶漬けやおにぎりにするほか、三平汁やマリネ、ザンギとしても楽しめる。
 規格は2・2キロ以下から3・2キロまで4区分しており、価格帯は2700~3800円。箱付きの場合は300円高くなる。詳細は室蘭漁協(電話0143・24局3331番)へ。
(鞠子理人)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/12/10/20091210m_04.html

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文学の中のサハリン見つめる

2009-12-11 | 日記
(朝日新聞 2009年12月10日)
■チェーホフ、春樹…資料400点 札幌で展覧会
 文学作品に描かれたロシア・サハリン(旧樺太)を通して、サハリンが日本人にとってどんな存在だったかを探るユニークな展覧会「サハリンを読む 遥か[樺太]の記憶」が、札幌市中央区の道立文学館で開かれている。
 チェーホフの「サハリン島」から村上春樹の「1Q84」までサハリンが登場する様々な文学作品と、戦前から現在までの様子を伝える写真や地図など約400点の資料を展示している。
 未知の土地を訪れた興奮がにじみ出る北原白秋の旅行記、海獣が群れる孤島を舞台にした久生十蘭(ひさおじゅうらん)の奇談小説……。まず日本人の心をとらえたのは、想像力をかき立てる異境の地としてのサハリン。
 だが、移住者が増えるにつれて、土地に根ざした生活の実像を切り取る作品も生まれた。さらに樺太アイヌ強制移住の悲劇を記した山邊安之助らの「あいぬ物語」、敗戦による引き揚げを描いた吉田知子「豊原」など人々の「痛み」を主題とする作品も出た。そして、池澤夏樹ら現代の作家たちの見聞による作品へと続き、サハリンに対する日本人の多様なまなざしがうかがえる展示となっている。
 一般400円。大学・高校生200円。中学以下・65歳以上無料。1月17日まで。問い合わせは同文学館(011・511・7655)。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000912100001

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アイヌ舞踊厳かに 札幌で文化遺産記念

2009-12-11 | 日記
(北海道新聞 12/10 06:44)
アイヌの伝統文化を紹介する「白老アイヌ民族博物館フェアin札幌」(白老観光協会など主催)が9日、札幌市中央区のホテルで開かれ、ユネスコの無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊が披露された。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/204657.html

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