名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

708 「春の兆しを捜して」

2016-01-26 06:03:48 | 日記

 北から降りて来た寒気団、

 驚くばかりの寒波襲来に、

 困惑しきり、

 南の地にも北の寒気の勢力が伸びる、



 束の間、

 日陰に数日前の雪が氷となって残ってはいるが、

 春の兆しに出会う、


 
 水面に輝く光の遊び、



      



 早春の煌めき、



      



 勢いよく湧水が溢れ出る、



 



 三か所の地下からの出口、



      



 そして、



 



 春の小川はさらさら流る、



      



 水面は優しく影を受け止める、



 



 



 



 さざ波に揺れる、

 

 



 



 杭の頭にも緑が息吹く、



      



      



 真っ白い雲が水に映る、



 



 風が止まると、

 長閑な日となるが、

 北風は気まま



 



 


 



       

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707 「茶席、和蝋燭の灯り」

2016-01-25 06:00:41 | 日記

 別儀なれど、
 
 羽田空港ANAラウンジ、

 

 



 愛知県、

 純米吟醸原酒「尊皇」、



 



 



 会議、

 大阪、



 



 



 夕暮れ、

 夙川「茶席」、

 和蝋燭の下、

 薄茶を一服頂き、

 大炉と続き薄茶の御稽古、



      



      



      



 銅鑼を擦り上げて鳴らす、

 大・小・中・中・大、



      



 



      



 



      



      



 御稽古
 




      

 

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706 「聖路加国際大学・病院、聖路加タワー」

2016-01-24 10:27:50 | 日記

 厳寒のあさぼらけ、

 金星の輝き一点、



 


 



 遠望する新宿の夜明け、



 



 早朝、

 聖路加国際病院、



      



 「神の栄光と人類奉仕のために」



 



 聖路加国際病院のモットー、
    


      



 


 
 聖路加国際病院トイスラー記念館、



 



 


 
 



 エリカが冬の日に咲き誇っていた、



 



      



      



 人は、

 何によって生き抜いていくのだろうか、



      



 帰路、

 聖路加タワーの岸から、



 



 



 



 隅田川の流れのままに、



 


 

 

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705 「原宿、代々木公園の冬枯れ」

2016-01-22 05:49:22 | 日記

 欅の落ち葉に埋もれた代々木公園、



 



 静かな林の間を北風が抜ける、



      



 曇天の空に木々までもが沈む、



 



 雪吊りの松が雪を待つ、

 東京は降っても積もらない、

 過日は積雪4センチ、



      



 冬の意匠としてなのか、

 縄の端が揺れる、



      



 



 噴水の近く、

 枝を剪定されたバラの中に、

 寒空の中名残の幾つかが、

 寂しそうに咲いている、



 



 



 可憐にして、

 小さな蕾を付けて寒さに耐える、



 



 



 



 



 



 黄と深紅、



 



 



 



 陽が射してくると、



 




 附けたり、

 一般社団法人キリスト教保育連盟

 機関紙「ともに育つ」2月号、


 「受け入れられた者」


 子どもの時に、

 私は死への恐怖を強く感じたことがあります。

 突然自分に死が訪れ、

 家族や友だちから自分が引き離されてしまうことを思うと、

 言いようのない悲しみと不安に襲われたのでした。

 この気持ちは、

 誰に話しても分かってもらえませんでした。

 抜け出せない穴に落ち込んだようでした。

 小さな子どもたちにも同じことが起こっているのを見聞きします。

 自分が周りの者たちから理由もなく無視され続け、

 排除されていくことを感じた者は、

 自身が強く否定され続ければ続けるほど、

 自分の方から自分はここに居ない方が良いのではないかと思いこまされていくと言います。

 自分を責める気持ちから来る「孤立感」や「無力感」に耐えられなくなって、

 自らの命を絶つことによって、

 解き放たれたいと思い詰めてしまうようです。

 私たち保護者や保育者は、

 わたしは何時もあなたの傍に居ると、

 常に全身で伝えていきたいと痛切に感じます。

 自分の存在そのものを全身で受け止めてくれる人がいると知った者は、

 「死の蔭の谷を行くとも(詩編23編4)」、

 なお進んでいけるではないでしょうか。


 


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704 「新宿御苑の陰影の妙」

2016-01-21 07:42:16 | 日記

 



 桜の落ち葉が辺り一面を覆う、

 冬枯れの寂しさの中、

 木の影が、

 静かに動く、



 



 弱い陽の光が木漏れ陽となり、

 銀色を射る、




 



 椿の濃い緑の葉が辺りを闇とする、、

 その奥に薄緋色の一輪、



      



 モミジバスズカケノキの幹の顔が、

 人恋しく微笑む、



      



 一本の木、

 音の無い空に向かって立つ、



 さらに一本、

 その向こうにも一本、

 気づかないと過ぎ去ってしまう、



      








  


 
 椿の林を抜けると、

 池に出る、

 ガラスのような水面に空が映り、

 木々が彩を添える、



 



 



 池畔に、

 スイセン“ペーパーホワイト”が群生する、

 冷気に揺れる、



 



      



      



      



 白い可憐なスイセンに、

 日本水仙がアクセントとなる、



      



 メタセコイヤが枯れ葉を残して立っている、



      



 シルエットの妙、 



      



 ユリノキ、



      



 黒をバックに、

 その花がら、



 



 その木の下には、

 ツワブキの種が、

 風に乗り旅立ちを待つ、



 



      



 プラタナスの陰影、

 青い空に黒い枝、



      



      



       



 フランス式整形庭園、

 誰もいないベンチを冬の陽が温める、



 



 新宿門に近づくと、

 陰影の冬景色から彩りの街に戻り来る、



      



      



 



 



 新宿門の傍らに、

 一本のヒマラヤスギが立つ、

 新芽を宿す、


 一枚のメイプルリーフが枯葉となって杉の木に休む、



      


      



      



 



 

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