石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月4日 本日は国立市議会3月議会において一般質問を行いました

2015年03月04日 | Weblog
 こんにちは、4月19日告示で行われる国立市議会議員選挙に立候補を予定している石井伸之です

 本日は一期四年間最後の一般質問を行いました。

 平日の昼間にもかかわらず20名を超える方に傍聴していただきありがとうございます。

 一般質問は国立市議会において各議員が1時間の持ち時間を使って、通告に従い市政全般について質問を行います。

 冒頭の質問は、平成22年より毎年恒例となっている、定年退職する部長級職員として、来年度以降も在職する職員に最も伝えたいことは何か?というものです。

 今年度は、政策経営部長、行政管理部長、生活環境部長の3名が定年退職を迎えます。

 政策経営部長からは、職員同士が知恵を出し合って協力し、男女ともに働きやすい良好な職場環境を築いて欲しいという答弁をいただきました。

 行政管理部長からは、無駄を省いた効率的な業務分析に心がけていただきたいこと、ゆとりをもってリラックスし、息抜きの場を持つこと、和室で余計なものと思われがちな床の間がなぜ設置されているのか?という床の間の精神を大切にして欲しいとの答弁をいただきました。

 生活環境部長からは、あきらめず、何にでも喰らいついていく気持ちを大切にして欲しいとの話から、例えば国から10割補助(全額補助金をいただける事業のことです)がありながらも時間が短いところを、何としてでも補助金を市民の皆様に活用していただく為に決してあきらめないでほしいとの答弁をいただきました。

 3者3様のすばらしい答弁をいただきました。

 37年に渡る国立市職員としての時期は一旦幕を閉じますが、今後とも国立市政発展に向けてご尽力いただくことをお願いいたしました。

 続いて待機児解消については、僅かながらも定員枠を増やす努力をされており、今後矢川北都営住宅建て替えの際に矢川保育園が以前の場所に戻ってくる際には、100㎡敷地が増えることから、その分定員増に向けて努力するそうです。

 平成26年も5月末時点で34名の児童が待機されていたことから、今後とも待機児解消に向けて訴えていきます。

 矢川学童の第六小学校内移設については、平成27年度協議をするそうです。

 学童保育における長期休暇中の弁当給食実施については、学童職員にも保護者にも負担とならない形を模索していただき、今後実施していくとの答弁をいただきました。

 もちろん、基本的には親が弁当を作っていただくのが一番とは思いますが、どうしても作れない場合に、コンビニなどで何かを買うのではなく、栄養のバランスが取れた弁当を配達していただくべきです。

 今後は保護者の方々への周知をお願いいたしました。

 3月15日に午後2時より芸小ホールで行われる童謡歌唱コンクールについて質問したところ、佐藤市長より次回、次々回と末永く続けて行きたいとの力強い答弁をいただきました。

 6月7日に大学通りを歩行者天国にして行われるイベントについては、飲食店も出店されることから、一昨年に国立マルシェで始めて行われたK椀グランプリの開催を要望したところ、実行委員会へ伝えたいとの答弁がありました。

 また、担当職員だけではなく、周囲の職員がボランティアとして応援する体制を作って欲しいこと、職員自身も出展者側として共にイベントを盛り上げて欲しいということを質問しました。

 続いて入札について質問しました。

 現在は景気が回復していることから、公共工事の入札をしても最高価格以上の金額ばかりのために、整わず落札できない状況が続いており、このことを行政用語で「不調」と言います。

 入札が不調にならないよう、工事期間を建設業としては空いている時期である4月以降を工期に加えることを質問しました。

 すると、行政管理部長よりこのことに大変前向きな答弁をいただきました。

 どうしても行政の会計年度は4月の年度始めからスタートし、3月末に締めるということから、工事が3月末に集中しがちです。

 しかし、年度を繰越す仕組みもありますので、これを上手に使うことによって、年度初めの4月から6月の期間も工期に加えることが出来るとの答弁をいただきました。

 是非とも法の範囲で可能な限りこの時期に工事を発注していただければ、入札不調の可能性は回避しやすくなるかと思います。

 その次にさくら通りの改修工事について質問しました。

 桜の植え替えに反対する住民より、桜を伐採せずに話し合いを継続して欲しいとの話もありますが、大学通りの桜を管理している桜守に所属していた方よりいただいたメッセージを読ませていただきました。

 『さくら通りの西側を横切る立川断層が動いた時には、瞬時に巨大な揺れに襲われ、逃げる間も無く10トンを超える大木が通行人や家屋に倒れてくると想像できます。幸いにして大地震の襲来がなかったとしても、1件の倒木人身事故の発生で管理責任を問われた行政が、全部の桜の伐採に踏み切る可能性も否定できません。反対運動によって工事が頓挫したら、市民の愛する桜並木を永遠に失う結果に繋がるかもしれません』

 このように、倒木による人身事故の発生が、さくら通りの桜全ての伐採に繋がるかもしれないということを考えると、倒木の危険性があるC判定の桜は速やかに伐採すべきです。

 最後に「青柳ことぶき会」という青柳地域の老人会の方より、いざ災害時に緊急一時避難場所として青柳福祉センターを使いたいという、防災課職員と青柳ことぶき会の話し合いにオブザーバーとして参加したことから、これに関連した件を質問しました。

 体の不自由な高齢者や障害者にとって、避難場所に定められている小中学校まで遠いが、近くに集会施設があるので、そちらならば避難できると言う声も聞いています。

 そこで地域集会施設を緊急一時避難場所として活用できないか?ということを質問したところ「使用可能」という答弁をいただきました。

 是非ともいざ災害時に備えて、こういった地域集会施設も使えるという事を地域自治会自主防災組織に伝えていただき、地域ごとに活用していただければ嬉しく思います。

 今回は質問が盛りだくさんだったということから、時間が足りず、答弁される部長には早口で何とか時間を合わせていただき心から感謝します。

 もう少ししっかりと掘り下げたい課題もありましたので、4月の選挙で当選することができましたら、さらに詰めて行きたいところです。

 4年間私の一般質問において答弁していただいた市長・副市長・教育長・各部長にお礼の言葉を述べ終了となりました。



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