こんにちは、福祉保険委員会委員長の石井伸之です。
本日は大和議員と一緒に矢川駅で朝の市政報告を行いました。
実は、雨の関係で、矢川駅での朝の市政報告は久しぶりです。
昨日には、夕方より市内3駅で常総市を始めとする豪雨被害被災者に対する募金活動を行ったことを報告しました。
台風18号と19号による想定外の豪雨により、常総市では鬼怒川の堤防が決壊し、国立市の5倍にも及ぶ40キロ㎡にもなるそうです。
国立市でも多摩川が増水し、多摩川河川敷グラウンドまで数メートルという高さまで水位が上がったと聞いています。
消防団員の一人として、また防災士の一人として、国立市内の様々な災害を想定してしっかりと事前に対応したいと考えています。
朝の市政報告を終えた後、明日の最終本会議で行う福祉保険委員会委員長報告を作成していました。
国立市議会では、常任委員長が委員会における質疑・討論を要約し、可否の結果を報告することになっています。
この委員長報告作成は、作成している自分が言うのも何ですが、非常に大変な作業です。
まずは、各委員の質疑が記載されている膨大な議事録から、議題を質疑する中で重要な点をピックアップして、それに対する部課長や市長・副市長の答弁を記入します。
ちなみに、6月議会で作成した委員長報告の一部は下記の通りです。
◯14番【石井伸之君】 第48号議案平成27年度国立市一般会計補正予算(第2号)案、歳入のうち所管する部分及び民生費について、福祉保険委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
当局から補足説明はなく、質疑に入りました。
委員より、東京都母子・父子・女性福祉資金貸付事業費61万8,000円の内容を問うとの質疑に対して、当局より、貸付システムを入れている機器は情報系システムのパソコンと兼用しているので、今回はインターネットと切り離したセキュリティーの高い基幹系システムへ移行する。そのためにパソコン5台の新規購入とシステムのセットアップ及びそれらの設置費用となっているとの答弁がありました。同委員より、マイナンバー制度導入に向けて独立させねばならないと聞いたが、その部分はどうなっているのかとの質疑に対して、当局より、今後、マイナンバー関係のシステム改修があるので、その前に、今回、セキュリティーの高い基幹系システムへ移行するとの答弁がありました。同委員より、学童保育嘱託員報酬216万7,000円の内容について問うとの質疑に対して、当局より、本町学童保育において、定員50名のところ91名預かっていることから、学童保育所の面積を確保するため、第一小学校の集会室を提供していただくことになった。これにより一旦学童保育所へ登所した後に第一小学校へ向かうことにより、2カ所での保育を行うことから新たに嘱託員報酬を計上したとの答弁がありました。
他の委員より、中国残留邦人等支援事業費も生活保護の住宅扶助に関連していることから、同様に冬季加算が下がるためシステム改修が必要であり、それを行うという理解でよいのか。また、変更額及び対象世帯数を問うとの質疑に対して、当局より、前段の部分はそのとおりで、後段の減少額は7月から現行より約7%下がり、例として1人世帯では3,080円が2,580円となり500円の減、2人世帯だと3,980円が3,660円で320円の減、9人世帯だと6,390円が5,450円で940円の減となる。また、中国残留邦人の世帯数は7世帯で10名、生活保護は6月1日現在で824世帯との答弁がありました。
他の委員より、システム改修が何年にもわたって行われてきた中の一部と聞いたが、どこまで完了し、稼働しているのかとの質疑に対して、当局より、基幹系システムは本年1月に稼働した。情報系職員課庶務システムが来月稼働することにより、約20近いシステムが全て稼働するとの答弁がありました。
他の委員より、学童保育嘱託員報酬に関して、先ほど他の委員の質疑の中で、西学童と矢川学童の入所人数が多いとの答弁があったが、今後の施策についてどのように考えているのかとの質疑に対して、当局より、両学童保育所ともに現段階では実定員数は超えているが、登所率は75%から85%で推移していることから、実数では基準内におさまっているとの答弁がありました。
以上が主な質疑の内容でございます。
次に、討論へ入りました。委員より、他の委員会及び当委員会で所管する部分に問題があり、反対する。1つの学童に正規職員が1人という状況は、責任が重く負担がかかる。また、正規職員が休暇をとる場合に、正規職員が1人もいない状況には問題がある。以前、正規職員を複数配置していたことから、このようにすべきと考え、反対する。
他の委員より、賛成する。早急に進めるべき案件が多々あり、速やかに承認し進めるよう要望して、賛成する。
他の委員より、賛成する。セキュリティーアップは危機管理の面からも重要である。また、学童保育嘱託員報酬についても早急に解決すべき案件と考え、賛成する。
他の委員より、他の委員会及び当委員会が所管する部分に問題があり、反対する。やむを得ないかもしれないが、生活保護費切り下げによるシステム改修は問題があると感じる。市として、パーソナルサポート的な形での個別対応を行うという姿勢が脈々と受け継がれており、今後も継続してほしい。逆に今後は、国立市の考え方で都や国が福祉施策を考えていくべき。中国残留邦人7世帯10名のほとんどが高齢者で、その家族も日本に来ているが、支援員の方々は家族に対しても丁寧な対応を行っており、これはすばらしいことなので継続してほしい。冬季加算の減額を行っても、最低限の生活保障が守られているのか、しっかりと聞き取り調査をするよう要望する。そして、現場が苦しいという声があれば、それを速やかに国へ届け、市長会へ訴えるべきである。
他の委員より、賛成する。学童保育については、今後4年生から6年生の児童が一定数希望すると思う。そのニーズに対して、教育委員会と子ども家庭部が連携する中で、国立市として適切に対応するよう要望して、賛成する。
以上が主な討論の内容でございます。採決の結果、本案は賛成多数により可決すべきものと決定いたしましたことを御報告申し上げます。
これが、1つの議案の委員長報告内容です。
勿論、報告の長さは質の質と量によって変わります。
こういった委員長報告を作成していると、もっともっと国語力を鍛えておけばよかったと感じます。
それでも、良い委員長報告だったと言っていただけるのは嬉しく思います。
本日は大和議員と一緒に矢川駅で朝の市政報告を行いました。
実は、雨の関係で、矢川駅での朝の市政報告は久しぶりです。
昨日には、夕方より市内3駅で常総市を始めとする豪雨被害被災者に対する募金活動を行ったことを報告しました。
台風18号と19号による想定外の豪雨により、常総市では鬼怒川の堤防が決壊し、国立市の5倍にも及ぶ40キロ㎡にもなるそうです。
国立市でも多摩川が増水し、多摩川河川敷グラウンドまで数メートルという高さまで水位が上がったと聞いています。
消防団員の一人として、また防災士の一人として、国立市内の様々な災害を想定してしっかりと事前に対応したいと考えています。
朝の市政報告を終えた後、明日の最終本会議で行う福祉保険委員会委員長報告を作成していました。
国立市議会では、常任委員長が委員会における質疑・討論を要約し、可否の結果を報告することになっています。
この委員長報告作成は、作成している自分が言うのも何ですが、非常に大変な作業です。
まずは、各委員の質疑が記載されている膨大な議事録から、議題を質疑する中で重要な点をピックアップして、それに対する部課長や市長・副市長の答弁を記入します。
ちなみに、6月議会で作成した委員長報告の一部は下記の通りです。
◯14番【石井伸之君】 第48号議案平成27年度国立市一般会計補正予算(第2号)案、歳入のうち所管する部分及び民生費について、福祉保険委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
当局から補足説明はなく、質疑に入りました。
委員より、東京都母子・父子・女性福祉資金貸付事業費61万8,000円の内容を問うとの質疑に対して、当局より、貸付システムを入れている機器は情報系システムのパソコンと兼用しているので、今回はインターネットと切り離したセキュリティーの高い基幹系システムへ移行する。そのためにパソコン5台の新規購入とシステムのセットアップ及びそれらの設置費用となっているとの答弁がありました。同委員より、マイナンバー制度導入に向けて独立させねばならないと聞いたが、その部分はどうなっているのかとの質疑に対して、当局より、今後、マイナンバー関係のシステム改修があるので、その前に、今回、セキュリティーの高い基幹系システムへ移行するとの答弁がありました。同委員より、学童保育嘱託員報酬216万7,000円の内容について問うとの質疑に対して、当局より、本町学童保育において、定員50名のところ91名預かっていることから、学童保育所の面積を確保するため、第一小学校の集会室を提供していただくことになった。これにより一旦学童保育所へ登所した後に第一小学校へ向かうことにより、2カ所での保育を行うことから新たに嘱託員報酬を計上したとの答弁がありました。
他の委員より、中国残留邦人等支援事業費も生活保護の住宅扶助に関連していることから、同様に冬季加算が下がるためシステム改修が必要であり、それを行うという理解でよいのか。また、変更額及び対象世帯数を問うとの質疑に対して、当局より、前段の部分はそのとおりで、後段の減少額は7月から現行より約7%下がり、例として1人世帯では3,080円が2,580円となり500円の減、2人世帯だと3,980円が3,660円で320円の減、9人世帯だと6,390円が5,450円で940円の減となる。また、中国残留邦人の世帯数は7世帯で10名、生活保護は6月1日現在で824世帯との答弁がありました。
他の委員より、システム改修が何年にもわたって行われてきた中の一部と聞いたが、どこまで完了し、稼働しているのかとの質疑に対して、当局より、基幹系システムは本年1月に稼働した。情報系職員課庶務システムが来月稼働することにより、約20近いシステムが全て稼働するとの答弁がありました。
他の委員より、学童保育嘱託員報酬に関して、先ほど他の委員の質疑の中で、西学童と矢川学童の入所人数が多いとの答弁があったが、今後の施策についてどのように考えているのかとの質疑に対して、当局より、両学童保育所ともに現段階では実定員数は超えているが、登所率は75%から85%で推移していることから、実数では基準内におさまっているとの答弁がありました。
以上が主な質疑の内容でございます。
次に、討論へ入りました。委員より、他の委員会及び当委員会で所管する部分に問題があり、反対する。1つの学童に正規職員が1人という状況は、責任が重く負担がかかる。また、正規職員が休暇をとる場合に、正規職員が1人もいない状況には問題がある。以前、正規職員を複数配置していたことから、このようにすべきと考え、反対する。
他の委員より、賛成する。早急に進めるべき案件が多々あり、速やかに承認し進めるよう要望して、賛成する。
他の委員より、賛成する。セキュリティーアップは危機管理の面からも重要である。また、学童保育嘱託員報酬についても早急に解決すべき案件と考え、賛成する。
他の委員より、他の委員会及び当委員会が所管する部分に問題があり、反対する。やむを得ないかもしれないが、生活保護費切り下げによるシステム改修は問題があると感じる。市として、パーソナルサポート的な形での個別対応を行うという姿勢が脈々と受け継がれており、今後も継続してほしい。逆に今後は、国立市の考え方で都や国が福祉施策を考えていくべき。中国残留邦人7世帯10名のほとんどが高齢者で、その家族も日本に来ているが、支援員の方々は家族に対しても丁寧な対応を行っており、これはすばらしいことなので継続してほしい。冬季加算の減額を行っても、最低限の生活保障が守られているのか、しっかりと聞き取り調査をするよう要望する。そして、現場が苦しいという声があれば、それを速やかに国へ届け、市長会へ訴えるべきである。
他の委員より、賛成する。学童保育については、今後4年生から6年生の児童が一定数希望すると思う。そのニーズに対して、教育委員会と子ども家庭部が連携する中で、国立市として適切に対応するよう要望して、賛成する。
以上が主な討論の内容でございます。採決の結果、本案は賛成多数により可決すべきものと決定いたしましたことを御報告申し上げます。
これが、1つの議案の委員長報告内容です。
勿論、報告の長さは質の質と量によって変わります。
こういった委員長報告を作成していると、もっともっと国語力を鍛えておけばよかったと感じます。
それでも、良い委員長報告だったと言っていただけるのは嬉しく思います。