石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月10日本日は日本会議首都圏地方議員懇談会幹事会において高橋史郎先生の講演を聞きました

2012年07月10日 | Weblog
 こんにちは、日本会議首都圏地方議員懇談会幹事を務めさせていただいている石井伸之です。

 本日は日中、様々な事務仕事を行った後、午後4時30分より衆議院議員会館地下1階の会議室で、日本会議首都圏地方議員懇談会幹事会が行われるということから、そちらに向かいました。

 市役所で事務仕事をした後に、どうやって国会議事堂前まで行こうかと、ヤフーの路線図で調べてみました。

 いつもは、立川駅から中央線で荻窪まで出て、丸の内線で行きますが、南武線登戸駅で千代田線直通の松戸行に乗ると、一度の乗り換えで済むことが分かりました。

 会場に到着し、最初の一時間は会議を行い、その中で日野市選出の古賀都議より、東京都における尖閣諸島購入について説明があり、とにかく現在の所有者との信頼関係から、国からどのような話があろうとも、まずは東京都が購入するそうです。

 また、資料の中で、東海大学の山田吉彦教授のインタビュー記事があり、そこには在フィリピン米軍が完全撤退した平成7年、フィリピンが領有を主張していたミスチーフ環礁に、突如として中国漁船が入り、その後に人民解放軍が施設を構築し、今では要塞と化しているということから、尖閣諸島も危険な状態にあると書かれています

 現在でも尖閣諸島周辺は毎日200隻から400隻の中国漁船が操業していることから、突如として全ての中国漁船が尖閣諸島を目指し、中国人が上陸した後に、中国人民解放軍が尖閣諸島に上陸したならば、日本がこれを阻止することができないかもしれません。

 早ければ8月にも中国は尖閣諸島を第二のミスチーフ環礁とすべく、こういった実力行使に出るのではないかと山田教授は発言しております。

 これに対処する意味でも海上保安庁の海上保安官が、尖閣諸島に上陸した中国人の逮捕、領海に侵入した中国漁船の拿捕を可能にする海上保安庁法の改正を訴えておりました。

 私としてはこういった法改正と共に、尖閣諸島へ自衛隊が駐留して実効支配をするべきと考えております

 その後は、明星大学の高橋史朗教授より家庭教育などについての講演を聞きました

 主な講演内容としては、家庭教育支援法や家庭教育支援条例の必要性を訴えており、民主党の行う高校無料化や子供手当てのような経済支援ではなく、子供の発達段階に応じた親の関わり方や精神的な支援が重要だと言われておりました。

 高橋教授の話では、親の37%は子育てに悩みや不安を感じており、どうやってマナーや躾をすれば良いのか分からないそうです。

 そこで、子育てをする親の家庭教育支援が重要と言われており、根本的なところでは中学・高校段階で自分が親となったことを想定して様々な授業内容に組み込むことが必要だと言われておりました。

 そういえば私も中学・高校時代に自分が親となって何をすべきか?という点の教育を受けたことは無く、長女が生まれてからあらゆることを自ら試行錯誤しながら学んでいました。

 その中で国立市が実施している、ウエルカム赤ちゃん教室などで様々なことを教えていただいたことは大変良い経験でした。

 続いて愛情の大切さについての話があり、アメリカは赤ちゃんが泣いていても甘やかせないという事から、そのまま放置しておくそうです。それでもその考え方は間違っているのではないかと言われており、アメリカでも研究が進められていると言われておりました。

 日本では愛情や愛着という母性を育むことから信頼感や安心感の育成に繋がり、それが赤ちゃんの安定した精神を形成し、その後他律という父性的義愛により、ならぬことはならぬという躾を行います。

 その後、子供自身が徐々に独り立ちしようとする自主性から自律に繋がり、最終的な自立を促し、自らも素晴らしい家庭を築く為の行動を起こす。という順序が大切だと言われておりました。

 幼少期の愛情不足が、成長期において精神的な人格形成において大きな不安要素となることは、既に様々な方が訴えておりますので、そろそろ行政としてもその大切さを政策にすべきだと思います。

 ですが、戦後教育では子供は社会が育てるということから、親の家庭教育をある意味否定していた部分がありました

 そこで平成18年に実施された教育基本法の改正によって、家庭教育の重要性や保護者への教育が取り入れられましたので、今後はそれをどうやって具現化するかが重要であると感じております。

 今後は親子の絆を深める授業や子供が親になる為の教育、実際に中学生や高校生が保育園や幼稚園に行き、先生体験をして幼児と触れ合うことの必要性などの話がありました。

 そういった教育の中で、温かい家庭を築くことの重要性や異性を愛することの素晴らしさを伝え、このことが婚姻率の減少に歯止めをかける一助になればと思います。

 僅か1時間ほどの講演でしたが、高橋教授の話は大変分かり易く、日本の将来を考えた中で婚姻率の減少や出生率の減少が根本的な家庭教育や学校教育にあるように感じたところです。

 今後は保護者による家庭教育の重要性を私としても様々な場面で訴えていきたいと思います
 


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