ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

マラカイト

2022-12-20 11:15:05 | 日記・エッセイ・コラム

突然ですが、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンシキー大統領に共通するあるものとは、何でしょうか?

今年は、TVなどでよく見かけたのは、何といってもこの二人だったと思います。そして、私が気になったのは、両者の執務室に置いてあるマラカイトで作られた緑色の文具でした。恐らく、これらはウラル産のマラカイトだろうと想像できます。

映画やバレエの「石の花」はウラルのマラカイトで宝石箱などの小箱を作る石工が主人公でした。ロシアやウクライナでは、マラカイトを使った家具や文具が、高級品として普通に使われているのだろうと思います。

もう一つ、サッカーのワールドカップで印象的だったのは、アルゼンチンのメッシが優勝トロフィーにキスをしたシーンでした。そのトロフィーの台座部分にも緑色の帯状の部分があり、それも恐らく、マラカイトだろうと思われます。

そういう意味で、今年の漢字ならぬ今年の鉱物を一つ選ぶとすれば、私はマラカイトを挙げたいと思います。

今年の鉱物、何か?いい感じがします。今後、毎年、選考してみましょうか?

そう言えば、今年は「世界鉱物年」だったらしいのですが、どうも、それほど知られていなかったようです。鉱物は、まだまだ、マイナーな存在なのでしょうか?

今日のブログの写真は、あまり関係ないかもしれませんが、これです。

上の写真は、もう廃版になっているらしいのですが、diorの昔の香水です。

そこにもマラカイトらしいものがデザインされておりました。

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