めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

7.5グラムの奇跡(砥上 裕將)

2022-04-29 19:52:53 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

「なにこれ?!、 ヤバい!!」
この本 読んでて、思わず放った一言。。。
なんなんだ、、 この視点と展開は・・・
もぅ、もぅ、 場面が変わるごとに 釘付けよぉ!
なんなんだ…? この砥上 裕將という作家の着眼点と彩りの豊かさは。。。(興奮! 興奮!!)
と思ったら、 デジャヴだった…。
前作 で、既に とがみセンセイの虜になっていたんだった・・・
そうだった。 プロの水墨画家さんであり この御本の表紙も とがみセンセイがお描きになっているとのこと。

前作は、その道の第一人者がお書きになった本… ということで、(それはそれで異分野のご執筆でしょ?(驚))
まぁ、納得して 書籍としてのあまりのレベルの高さに納得はしたけれど、
今回は 違うでしょ!
ちょっと ちょっと ちょっとーーーー(叫)
とがみセンセイったら、一体全体、何なんですか??
この エピソードの奥深さは・・・。 心理の繰り下げに至るまで。
もう、 もう、 次から次へと 自分の中に生まれくる高揚感。。。

嗚呼・・・
本当に 読み終わりたくなかった。。。
もっともっと この 北見眼科医院の院長先生、野宮くんと超優秀な先輩スタッフたち、 それと患者さん達の空間に触れていたかった。。。
特に、成長した野宮くんが導き出す 第5話は、目から鼻水が--- ヤバヤバ。やばいよ、この本!

これって、遡って 何かの「賞」をあげられませんか?
もう この際、春の叙勲で いいじゃん! (爆) て、内閣府、どうよっ? (笑)
でも真面目なハナシ、そのくらい、価値ある1冊でした。
心が震えて 胸がドキドキした。

いやはや、今年のGWは 幸先がいい! (ホホホ。 めでたい)
砥上センセイ、本業お忙しいでしょうけど、本も書いてくださいね。
本当に待っています! 応援しています。

〖P.S〗 わ~~い♪ この本の インタビュー記事 はっけーん。
(砥上センセイのファンクラブあったら入りたい!…と ブツブツ言いながら検索していたら、犬顔ダンナに “あんたねぇ…(笑)” と突っ込まれております。。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初夏の色(橋本 治) | トップ | (郷土自慢?!) 珠玉のいちご... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本(泣けた~) た・な・は行の作者」カテゴリの最新記事