西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

卓袱台(ちゃぶだい)

2005-11-10 | 金沢の思い出
子供の頃、4畳半の茶の間には、座るものとして「卓袱台」と「長火鉢」(何故か「大和風呂」と呼ばれていた)があった。食事の時などには「大和風呂」に向いては「当主」の西村の祖父と向いに祖母が座った。後の家族は、「卓袱台」に向いて座った。卓袱台は4本足である。席順は、跡継ぎの私が西村の祖父の隣り、続いて妹、そして母だった。母が祖母の隣りとなる。父(瓜生留雄)が滞在の時は、私と妹の間に父が座っていた。
私は、ある時まで「ちゃぶだい」とは「茶ぶ台」のように思っていた。茶の間につき物であるからだ。しかし、その後、正確には卓袱台であり、「ちゃぶ」は、長崎料理の「しっぽく」(卓袱)と同じ字を書くということも知った。「卓袱台に一杯載せる料理」であるからかもしれない。インターネットから「卓袱台に載った卓袱料理」を引用した。私の家の卓袱台にも赤い色がついていたと思う。

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