西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

地域居住学Ⅱ講義要約3ー居住地再開発、再整備続き

2005-11-10 | 地域居住学
奈良女子大学で、ほぼ一ヶ月ぶりの講義、私の出張による休講、学園祭の休み、祝日に当たる等で出来なかったのだ。今日は大阪豊中市の庄内南地域の再開発の続きである。その前に、フランスの暴動に関して「移民たちの居住地のありかた」の話を時論としてした。ニュースに接する時は、自分の専門、今勉強していることに引き寄せて考えてみるべきことを訴えておいた。今日の『毎日』に載っていたOECDの02年統計による各国の外国人人口割合は、ドイツ8.9、フランス5.6、イギリス4.5、オランダ4.3、イタリア2.6そして日本1.5%である。他国の事情は、日本の将来に関係あるとして考えるべきことも述べた。M君のコメントによるフランスの移民居住地についても一寸ふれておいた。さて、本題に入り五つの柱を話した。最後の住宅地整備に関する種地を次々に活用する「ころがし方式」がユニークな考え、と強調した。それにしても、それから20年が経っている。「20年後の訪問」が必要と述べつつ、我々の分野では、継続的に「○○年後の調査、訪問」が重要なことを指摘しておいた。(写真は、阪急庄内駅近くの商店街、一度行ってみよう。同じ豊中の千里ニュータウンとの対比・・)

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