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西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

思い出す先生方ー大学編(9)若林 實先生

2006-02-10 | 京都の思い出(学生時代)
3回生で、最初に構造学演習を担当して頂いたのが若林 實助教授で、やがて教授になられた。我々の時は、京大建築学科は40名の学生定員で講座は七つだったが、やがて高度経済成長を背景に建築第二学科が出来、両方で学生定員90名で講座が十三に増えたことがある。若林先生は、小堀先生のところで触れたが東大出身の先生二人のうちのお一人だった。もうお一人は、風工学の石崎先生であった。(ブログ05年10月31日、石崎溌雄先生の思い出、モンロー効果他 を参照)
若林先生の教え方は極めて丁寧、分らないと付ききりで教えられた。そういうこともあり、4回生のゼミ選びで構造系では人気があった。私の中学からのクラスメートの中村 武君(京都工芸繊維大学名誉教授)も若林ゼミに行った。(05年9月4日ブログ参照)教養時代から囲碁仲間だったK.君もそうで、彼は一度、ゼネコンに就職したが、大学院に戻ろうか、と私が京大助手をしていた時に相談されたので、夜遅くに若林先生にお願いして会ってもらった事もある。先生は、未だ京都でマンションが珍しい時代から鴨川縁のマンションに住んでおられた。私が奈良女子大に転任になった時、若林先生は「娘二人とも奈良女なんだよ。宜しく。」と言われたが、お一人はもう卒業され、もう一人は理学部に通っておられたと思う。今どうしておられるだろうか。

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