西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

扇田 信先生の思い出(12)パイプ

2005-08-21 | 奈良の思い出(助教授時代)
扇田先生をご存知の方だったら、必ずパイプをくゆらせた先生を思い出すに違いない。私が32歳で奈良に赴任した一番に言われたのは「紙巻煙草も良いが、パイプ煙草の方がより良いですよ」ということだった。それで、パイプ煙草の何が良いか、パイプはどういうものが良いか、色々伝授していただいた。それらの売り場は京都の大丸デパートであった。
確かに香りは紙巻煙草より良かった。で、40歳過ぎにイギリスに在外研究員で出かける頃まで紙巻煙草(名古屋の服部千之先生に教えられて大体「HOPE」だった)の他にパイプもやっていたが、結局、扇田先生のようにさまになることはなかった。
扇田先生は、亡くなられる最後までパイプを手放されなかった。

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