西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良女子大1983年(昭和58年)卒30周年記念同窓会に参加雑感

2013-08-18 | 奈良の思い出(助教授時代)

一昨年から日航奈良ホテル(JR奈良駅裏)で行われている奈良女子大卒後30周年記念同窓会に今日(8月第三日曜日)招待されて参加した。今年は1983年(昭和58年)卒の同窓会である。私は奈良女子大学を定年退職した2005年から参加し、今年で9回目である。

2005年から2010年までは奈良ホテルで行われた。2011年、2012年、今年と日航奈良ホテルである。4階の飛天の間である。

又2006年までは8月の第一日曜日開催だったが2007年から今までは第三日曜日となった。

1983年卒というと、入学が1979年で「共通一次」一期生だった。実は彼女らが4回生だった1982年の秋(10月)から1983年の8月まで僕は家族(妻と娘ー中2~中3-)と文部省の在外研究員でイギリスに留学した。だから、彼女らの卒業に立ち会っていない。が、色々と思い出深い学年であった。1982年の夏ごろに完成したE棟にⅮ棟から引っ越ししたが、ゼミ生に手伝ってもらった。彼女ら(3人)の卒業研究は、未だ健在だった扇田 信教授、今井範子助手(当時)が指導した。僕自身は、イギリス留学準備の他、学位(工学博士)論文を京大(巽 和夫教授)に提出した「大変な」年だった。


今日の同窓会プログラムは、おおむね毎年同じだが、13時に始まる前に記念撮影、2010年までの奈良ホテル時代は、3学部(文学部、理学部、家政学部)一緒に同窓生、教員全員(約250名前後)を写していたが各人の顔を識別しがたく、2011年の日航奈良ホテル時代からは、各学部別(学長、同窓会長のみ3回とも入る)に撮影となり、写真は見やすくなった。

次に開会の辞、そしてこの1年間に亡くなった同窓生や教員に対して全員起立で1分間の黙とうをした。

・続いて学長が大学の現状等につき概略説明を兼ねた挨拶をされた。今岡春樹さんが、1983年以後の実情と今後の改組の話をされた。今後、何年かは18歳人口は横ばいだが、それ以後80万人ほどに激減、大変とのことだ。

・乾杯は、最年長の井上公正(92歳、哲学)さんが音頭を取られた。あと1回(来年)で93歳、「満期」となる。(奈良女子大では63歳が定年、その30年後は93歳なので定年退職した教員にとっては、93歳がこの卒後30周年記念同窓会の「満期」となる・・・)

それからテーブルごとの歓談、カメラマンがスナップを撮って回っていた。

住居学科は卒業生19人、教員7人(年齢順に近藤公夫、梁瀬度子、疋田洋子、僕、磯田則生、今井範子<以上名誉教授>、北口照美さん)が3テーブルに分かれて飲みつつ食べつつ駄弁った。卒業生は、久し振りに会った人ばかりである。今日、僕のアテンダントをしてくれたのは、安恒万記(旧姓・糸賀)さん(筑紫女学園短大・准教授)だった。同じテーブルは、教員は今井さんと私、元学生は1講座1名(伊東理恵さん、欠席は岡野良子さん、綿谷容子さん)、4講座が6人だった。4講座の先生(高口恭行さん、瀬渡章子さん)は欠席。他の2テーブルは、2講座(学生一番多い)と3講座である。

・「恩師お言葉」は、毎回一人「実行委員会」で選んで依頼する「恩師」が近況・雑感などを話す。今回は理学部の野口誠之さんだった。前学長である。

僕も2010年に「けいはんな市民雑学大学」のことなど話した記憶がある。一昨年年は松生 勝さん、昨年は石川 実さんで3年連続家政学部であった。


同窓会・佐保会の疋田洋子理事長の挨拶・・・初めて、来年の佐保会100周年の色々なイベントの説明があった。

・合唱で「校歌」と「ふるさと」を歌った。

・最後に実行委員長・藤原素子さん(教育学科、体育学専攻卒)の挨拶、バランスのとれた挨拶だった、やはり卒業30年もすれば、こうなるのか、と感心した。

ほろ酔いで16時頃に散会、(3時間余の)いい同窓会だったなー。元学生との交流の他、元先生同士の交流も良かった。

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