西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

『桜井康宏研究室の建築都市計画論』など受領

2012-06-09 | 地域居住学
2012年3月に福井大学を定年退職した桜井康宏さん(福井大学名誉教授)から上記の『桜井康宏研究室の建築都市計画論』、同窓会誌『桜ん房』が送られてきた。

桜井さんは名古屋大学大学院(修士課程)を出て41年間福井大学一筋で過ごされた。途中、京都大学で工学博士(論文)の学位を取得された。ご苦労さんでした、と言いたい。

桜井さんが名古屋大学大学院(修士課程)を出られたのは1971年で、私が近くの豊田高専に勤めていたのは1966年~1970年であり、学会活動(建築学会東海支部)などを通じて彼が学生、院生として「付き合い」のあったのは1968年~1970年の2年間であった。

その2年間、学部4年生、大学院1年生で、早川文夫研究室におられたが、早川先生は当時、建築学会東海支部の都市計画委員会委員長であった。先生は、豊田市の総合計画のまとめ役もやっておられた。私も委員の一人だった。

合宿して「報告書」を詰めた時、桜井さんも参加された。中々元気のいい院生だな、と思った。

当時の「都市計画委員会」は、委員長が早川先生、幹事長が服部千之先生、幹部に長峰晴夫さん(公団名古屋支所、後に名大教授)、玉置伸吾さん(公団名古屋支所、後に福井大学教授)らがおられて議論も活発で、大変勉強になった。恐らく桜井さんも「揉まれた」のでは、と思う。上記した4人の先達(早川、服部、長峰、玉置さん)は現在、鬼籍である。

桜井さんが福井大学の助手になった後も個人的な付き合いもあり、「集会施設」関係で科研費を一緒に取り、取り組んだ思い出もある。彼の「上司」だった城谷 豊先生、玉置さん共々一緒に「越前がに」を食べに泊まりがけで出かけた思い出もある。

今度、高蔵寺ニュータウンに移住しての生活になるようだ。地域の研究、運動も続けられるようなので、今後も付き合っていただきたい。今度きた『計画論』についても議論してみたいと思っている。

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