西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

都市郊外と近郊農村の「連携」を

2013-07-16 | 地域居住学
私は子供時代、金沢市の寺町台・都市部(櫻畠)に住んでいた。通った野田中学校傘下の小学校は、私の通っていた十一屋町小学校(都市部・農村部の混合)、ほぼ都市部と思われる犀川右岸の菊川小学校、新竪町小学校、そして農村部と考えられる富樫小学校であった。

全体として見ると、都市郊外と近郊農村の混じった所だった。都市空間、農村空間では、実態的様相は明らかに違っているが、中学校では子供同士そんなにいがみ合っていなかった。和気あいあいとまではいかないが・・・。

大学に入って、地域生活空間計画学の話を聞いたとき(1963~1964年ころ)、絹谷祐規助教授(故人)大阪の泉北ニュータウンは尾根筋の都市郊外と谷部の近郊農村が協力し合う「地域計画」が大切、と言っておられた。そうだろうな、と思った。

ひるがえって現在、私は近くに近郊農村がある都市郊外に住んでいる。何とか両方がハッピーになるように思い、考えていきたい。

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