西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

地域居住学Ⅱ講義要約1

2005-10-06 | 地域居住学
今日は、今後主には三つの視点で話すとした。第一に、人口減少(高齢化、少子化)を頭において、scrap and buildからmaintain and improveへの改修(Reform)中心の計画を、という視点、勿論、小規模の新たなコーポラティブ住宅やコレクティブ住宅等はありうる。第二に、実現するのに市場メカニズム、行政メカニズムに加えて市民・住民運動メカニズムを考慮する視点、それはNPO、ボランティア等である。第三に、単一機能を実現するというより、他の機能との「つながり」を重視し、そこに視点をあてる。例えば都市と農村の「つながり」、流域の山(森林)、上流(山村)、中流(田んぼ農村、都市)、下流(都市、漁村)、海といった「つながり」で考える視点である。後期は選択課目で、七人ほどの受講、「七人の女侍」だな、と思った。聞くと鹿児島から千葉まで広く出身が分布しているので、レポートなどで地域独特の問題が聞けて良い、と秘かに思った。

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