西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良女子大退官・退職教員同窓会ー衣食住をアピールしたいー

2007-12-27 | 奈良・精華町の思い出(教授時代)関連続き
今日、奈良女子大家政学部、生活環境学部退官・退職教員6人の同窓会(忘年会)が京都の伏見の「料亭」であり参加した。残念ながら男性ばかりである。皆、現役時代は何らかの「長」を歴任している。学生部長、図書館長、厚生課長、研究科長、学部長、副学長などだ。一番年長は傘寿(80歳)間際のK.先生、一番若手が65歳なり立てのM.先生、私は66歳で下から二番目だった。
色々の思い出話で盛り上がった。

その中で一つだけ「やろうじゃないか」ということがあったので記録しておきたい。私が、昔、生活環境学概論を、生活環境学部入学の全員150人ほどに講義したとき、皆に一つの課題を課した。生活環境学の中心、衣食住を考えると、食へんの字、衣へん(糸偏)の字、ウ冠の字が沢山あるが、自分の専門に則してそれらの字を列挙し説明せよ、というものである。

食へんに欠と書いて「飲む」、食へんに反と書いて「飯」・・・、衣へんに皮と書いて「被」・・、ウ冠に呂と書いて「宮」・・・、これらは何故そうなるのか、それらを集大成したどうか、ということになった。そのことによって「基本生活の衣食住の重要性」を改めてアピールしたい。
私とM.さんで取り組んでみよう、となった。白川 静先生の辞典にやっかいにならねばなるまい。