西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

方角の動物と季節の色とー「玄武」公開にちなんでー

2007-05-15 | 生活描写と読書・観劇等の文化
キトラ古墳の玄武が11日から27日まで飛鳥資料館で公開されている。今日、奈良の歯医者に行く途中、近鉄・奈良駅で「飛鳥資料館の待ち行列は30分ほどです。」とのアナウンスがあった。「玄武」というのは想像上の動物で、北面に描かれる。では東面は、と言うと「青龍(せいりゅう)」、南面は「朱雀(しゅざく)」、西面は「白虎(びゃっこ)」である。これらで古墳の四面を守っている形だ。この「青」「朱」「白」「玄」は、季節の色でもあって、青春、朱夏(しゅか)、白秋、玄冬(げんとう)なのである。昔、若い頃、それで「青春時代、朱牟田夏雄、北原白秋などと言うのだな」と思ったことがある。
「玄武」を見に行く招待券をあげるよ、と言ってくれる人もいるのだが、中々時間が取れない。今回は「パス」かなー。
(写真は、想像の生き物:玄武)