西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

孫の「長男」(10歳)の成長

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私に今度、三番目の孫(男)が生まれたことは報告した。で、孫の一番上は、やはり男の子で10歳、小学校5年生になった。名古屋で、ほぼ一ヶ月「世話」をしてきた家内の「報告」を聞いて、その10歳の孫について「成長しているな」と爺馬鹿かもしれないが、思った。帰宅すると、母親(私の娘)が「今日、学校で何があったの?」と矢継ぎ早に聞くようだが、彼はそれが嫌なようだ。だけど、言いたくないわけではなく、家内が上手くおだてて聞くと堰を切ったように話すという。自分の小5時代を思い出そうとするが、そういうことがあったか、なかったか細かいことは殆ど思い出せない。で、彼は帰宅後、自分の部屋に行って今までは開けっ放しだったドアを閉めるという。プライヴァシー意識が出てきたと思う。でも寝る時は、引き戸を半分開けて別の部屋で寝ている両親や妹(5歳)、そして今度生まれた弟との「つながり」を保とうとしている。日本の子供が育つ過程をいみじくも示しているのかな、と家内の「報告」を聞いて思った。

住民税の納め方

2007-05-05 | 地域居住学
私は、今、自宅のあるS町に住民税を払っているが、もう一軒N市にセカンドハウスというべき書斎・書庫を持っていて、今日もそこに来て一寸この文も書いている。で、こちらにも「住んでいる」(図書館等も利用している)とも言えるので、住民税を一部こちらにも納めたいと思っても、現在の制度では、住所を移さない限り出来ないし(住宅に対する固定資産税、都市計画税はN市にも払っている)、仮に住所を移せば今度はN市のみに住民税を納めることになり、S町には納められなくなる。昔、名工大の服部千之先生は、名古屋に住んでおられたが、同時に安曇野に別荘を持っておられ、住所をそちらに移して、名古屋には住民税を納めておられなかったと記憶する。
これを、何らかの基準を設けて、住所登録が複数できると言うか、あるいはもっと広く解釈して、故郷や好きな自治体に「住民税」を分割して納めても良い、とすると面白いと思う。実際に何か検討が始っているようだ。
例えば、東京都には高額所得者が多いために唯一といっても良いほど「黒字」になっている、で都民の多くは地方から出て来た人達で、彼らが税収で苦しんでいる故郷に今の住民税の一部を分割納める様にすれば、地方の「赤字」が解消するかもしれない。夕張を助けようと分割すれば、早く立ち直るかもしれない。京都や奈良の町並み保全に「一助け」しようとするかもしれない。
まあ、仮にそういう制度が出来れば、私はS町の他、先に言ったN市、そして故郷の金沢、調査研究の原点でもある水俣市、伊根町、十津川村等に分割して納めたい。皆さんはどうですか。

子供の日

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日は子供の日だ。端午の節句である。
「子どもの日小さくなりし靴いくつ  林翔」
私の子供(娘)は、もう三児の母親である。だから私からは三人の孫がいることになる。私は妹と二人兄妹、私の娘は一人っ子、家内は5人兄妹、だから三人兄妹弟は初めての経験だ。(娘婿は、姉二人弟の三人姉弟であるが・・)
核家族では、中々多くの子供の世話は難しい。今度の私達の場合のように祖(父)母が助けることもあるが、地域での、子供たちの見守りや手助けは、その地域での定年後の元気な世代群でも可能ではないか。可能性を追求していきたい。

「毎日、生活味わう中に新しい自分がある」中嶋常幸52歳

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今朝、テレビにプロゴルファーの中嶋常幸さん52歳が出ていて、7年にもわたる「スランプ」を克服した話をしていて、感銘を受けた。過去の栄光を再び、などと思っていたとき難病の子供から「生きているだけで幸せだ」といった言葉を聞き、中嶋さんは発想を変え、「現在の自分をしっかり味わっていこう。その先に新しい自分がある。」と思い、そのようにしてきたようだ。中高年の熱心なファンが中嶋選手の姿に自分を重ねているようだ。