「ロン・パリの歴史的建築物と日本のそれとの違い」は色々あると思うが、一つだけあげると、西洋の歴史的建築とりわけ宗教建築や宮殿では、やたら壁や柱等に彫刻を施してあったり、彫像をたてかける感じであったり、壁や天井に必ずと言ってよいほど絵が描かれていることだ。日本でも障壁画や天井画はないわけではないが、西洋のようにぎっしり、というのは少ないだろう。ベースには「石の建築」と「木の建築」との違いがあるだろう。
これらは、前から私の言っている「強烈な匂い付け」である、と言える。宗教建築(キリスト教建築)では、イエス・キリスト、聖母マリア、あるいは重要な弟子達の「奇跡を起こした」足跡や「教え」を聖書を読めない人達にも伝えるために、彫り込んだり描いたりしている。宮殿では、主の王様達の「偉大な業績」を永遠に伝える願いをもってそれらは造られている。これらの知識は西洋インテリにはあるのかもしれないが、私にはさっぱりだった。
例として、ノートルダム大聖堂やフォンテンブロウ宮殿のそれらを少しでも理解したいと、買ってきた「本」を眺めている今日この頃である。
これらは、前から私の言っている「強烈な匂い付け」である、と言える。宗教建築(キリスト教建築)では、イエス・キリスト、聖母マリア、あるいは重要な弟子達の「奇跡を起こした」足跡や「教え」を聖書を読めない人達にも伝えるために、彫り込んだり描いたりしている。宮殿では、主の王様達の「偉大な業績」を永遠に伝える願いをもってそれらは造られている。これらの知識は西洋インテリにはあるのかもしれないが、私にはさっぱりだった。
例として、ノートルダム大聖堂やフォンテンブロウ宮殿のそれらを少しでも理解したいと、買ってきた「本」を眺めている今日この頃である。