お早うございます。今日は日中も「冬の気温」だそうです。せっかく咲いたサクラがかわいそう。
生き生き箕面通信483(100329)をお届けします。
・「独立」の覇気なくして必然の「漂流国家」へ
政治主導を掲げ続ける鳩山政権ですが、政治主導でいま何をやろうとしているのでしょうか。総選挙時に有権者に公約した政権公約(マニフェスト)の中身はすでにボロボロです。
郵政民営化の見直しでいたずらに郵貯を肥大化させようとする亀井金融担当相の”暴走”、そして普天間基地問題の迷走。「民主党、約束が違うじゃないか」という声が沸き起こっています。なぜ、こんな事態になったのか。
根本的な原因は、この国を「独立」した国として舵取りしていく覇気が極めて弱くなったことにあるのではないでしょうか。つまり、「アメリカに守ってもらう」という他国依存症です。甘えです。
「独立国」を厳しい国際環境のなかで舵取りしていくには、近隣の諸国はもちろん、世界の動きについて極めて鋭敏な洞察力を磨き、その上に立った運営をする必要があります。しかし、アメリカに守ってもらう依存症に侵されたこの国は、「あいつは郵貯の限度額の数字を言わなかった」「いやワシは言った」などの低次元なやり取りをまたさらけだしました。
こんな時こそチャンスのはずの自民党は、”新党ごっこ”にうつつを抜かし、与謝野馨、升添要一、鳩山邦夫氏らがやっさもっさ。
そうこうするうちにも借金だけは膨らみ続け、間もなく破綻します。もちろん、夕張どころの規模ではありません。
独立国として、自分のことは自分でやると決意しなおしましょう。他国の軍隊にいたずらに依存するなどというみっともないことはやめましょう。他国の軍隊にはいったんお引き取りいただくことにしようではありませんか。米軍基地は全て撤去する交渉をはじめましょう。
日本の歴史で他国の軍隊が駐留することはかつてありませんでした。幕末、植民地帝国主義が吹き荒れたときも、独立を保つことに懸命に努力しました。アメリカ軍の駐留は太平洋戦争でアメリカに占領されて以来、わずか65年間のことにすぎません。
かつて同盟関係がうまくいったという日英同盟時代もイギリス軍が日本に駐留したわけではありません。日本人は、いつからアメリカ軍が駐留するのが当たり前という頭になってしまったのでしょう。そしてそれをいつまで続けるつもりなのでしょうか。「漂流国家」が繁栄できるはずがありません。
生き生き箕面通信483(100329)をお届けします。
・「独立」の覇気なくして必然の「漂流国家」へ
政治主導を掲げ続ける鳩山政権ですが、政治主導でいま何をやろうとしているのでしょうか。総選挙時に有権者に公約した政権公約(マニフェスト)の中身はすでにボロボロです。
郵政民営化の見直しでいたずらに郵貯を肥大化させようとする亀井金融担当相の”暴走”、そして普天間基地問題の迷走。「民主党、約束が違うじゃないか」という声が沸き起こっています。なぜ、こんな事態になったのか。
根本的な原因は、この国を「独立」した国として舵取りしていく覇気が極めて弱くなったことにあるのではないでしょうか。つまり、「アメリカに守ってもらう」という他国依存症です。甘えです。
「独立国」を厳しい国際環境のなかで舵取りしていくには、近隣の諸国はもちろん、世界の動きについて極めて鋭敏な洞察力を磨き、その上に立った運営をする必要があります。しかし、アメリカに守ってもらう依存症に侵されたこの国は、「あいつは郵貯の限度額の数字を言わなかった」「いやワシは言った」などの低次元なやり取りをまたさらけだしました。
こんな時こそチャンスのはずの自民党は、”新党ごっこ”にうつつを抜かし、与謝野馨、升添要一、鳩山邦夫氏らがやっさもっさ。
そうこうするうちにも借金だけは膨らみ続け、間もなく破綻します。もちろん、夕張どころの規模ではありません。
独立国として、自分のことは自分でやると決意しなおしましょう。他国の軍隊にいたずらに依存するなどというみっともないことはやめましょう。他国の軍隊にはいったんお引き取りいただくことにしようではありませんか。米軍基地は全て撤去する交渉をはじめましょう。
日本の歴史で他国の軍隊が駐留することはかつてありませんでした。幕末、植民地帝国主義が吹き荒れたときも、独立を保つことに懸命に努力しました。アメリカ軍の駐留は太平洋戦争でアメリカに占領されて以来、わずか65年間のことにすぎません。
かつて同盟関係がうまくいったという日英同盟時代もイギリス軍が日本に駐留したわけではありません。日本人は、いつからアメリカ軍が駐留するのが当たり前という頭になってしまったのでしょう。そしてそれをいつまで続けるつもりなのでしょうか。「漂流国家」が繁栄できるはずがありません。