生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信462 「脱官僚は失敗、普天間は県内、財政再建は暗礁へ」なのか

2010-03-08 07:09:48 | 日記
お早うございます。
生き生き箕面通信462(100308)をお届けします。

・「脱官僚は失敗、普天間は県内、財政改革は暗礁へ」なのか
民主党政権が発足してあと1週間ほどで半年になります。今の状況は閉塞感
が立ち込め、「大きな期待が大きな失望へ」変わったといえます。

鳩山首相と小沢幹事長という政権政党のトップ二人にかかわる「政治家とカネ」の問題があり、政策的にも迷走あるいは立ち往生気味の政権運営にある。

ぼくは、本格的な政権交代が起こってまだ半年なのだから、もう少し見守るべきではないか、と思います。5月末までの普天間の“決着”、七夕参院選挙、そして小沢幹事長の金の問題に関するけじめのつけ方――これらの行方次第でいずれにしても政界再編成が進まざるを得ない。

問題は、景色が改まった政界で、国家の大黒柱となる「この国の形」としてはどのような内容とするのか、そのための財政問題をどのように解決しようとするのか。あるいは、国の基本となる安全保障問題で国民の過半数の合意がどのような形で得られるのか。

このような問題について、歴史を踏まえてきちんとした方向性を出せるのは、小沢グループだと見ています。

しかし、各種世論調査の結果は、小沢を追い詰めつつあります。これも小沢氏の「身から出たサビ」の面もあり、粛々と受け止めるほかありません。

国会で、例えば政倫審などに出て、きちんと説明すべきと考えますが、小沢氏自身はどう出るでしょうか。

残念ながら日本の政治は、新しい時代に対応するための手探りをまだ当分続けざるを得ないようです。