本書を見つけられて、「うわぁ~懐かしい」と言って、レジに来られたお客様。鹿島先生との思い出を語られて帰られました。鹿島先生は生徒にあのねちょうを用意させて、毎日作文を書かせました。その日にあったこと、気づいたことなどを書いたあのねちょうは必ず目を通し、はなまるやコメントを添えて、下校時には各生徒に渡す日々でした。子どもたちはどんなことをどんなふうに書けば、まるをもらえるか考えて、緊張して過ごしたことでしょう。子どもたちの作文に思わず笑ってしますことや、思いもよらない視点からものごとを見つめている驚きも感じました。
6歳からアウトプットを日課にすれば、インプットの質は良くなり、量も増えてくることでしょう。子どもたちの作文には、心の鎧は取り外され、素朴な素直な心が滲み出ています。
『せんせいあのね 1年1組かしま教室 1 ひみつやで』(鹿島 和夫著、むかい さとこ監修、本体価格1,100円、税込価格1,210円)
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