蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

ミナミキイロアザミウマ (スリップス)

2017年09月23日 05時00分04秒 | 作業
昨日はのち夜には
暑さ寒さも彼岸までと冷たい雨になってきている。


雄らしく日に何度か定期的に見周りに来て食事をしていく猫
以前から手なずけようとしているのだがバットマンと相性が悪いようでなかなか思うようにいかない。




カトレア・ラビアタの実生がだいぶ咲いているのだがスリップス(たぶんミナミキイロアザミウマ)の食害が
薬散後の撮影でスリップス自体は写っていないが
少しミナミキイロアザミウマの事を調べてみたら
ミナミキイロアザミウマは両性生殖と単為生殖を行います。雄がいなく、未交尾雌が産卵した場合、孵化してくるアザミウマはすべて雄となります。
成虫と幼虫は寄主植物体上で摂食加害し、卵を植物の組織内に産み付け、蛹化は主に土中で行います。
成虫の寿命は、雌雄で大差はなく、15℃で約45日、20℃で約37日、25℃で約27日、30℃で約18日とかなり長い
卵は成虫生存のほぼ全期間にわたって不規則に産卵され、20℃~25℃では約82粒~94粒が植物の組織内に1粒ずつ産み付けられます。
幼虫は作物を加害しながら成長し、成熟すると地面に落下し、土中や落葉などの下で脱皮して蛹になります。
蛹の間は歩行は可能ですが作物を加害はしません。
蛹化場所で羽化して成虫になると地上にでて植物体に寄生し、摂食加害するとともに生殖行動を行います。
蘭の場合は花の食害が多いようだが(他の部位は気が付かないだけなのか?)果菜類での寄生部位は若葉や展開葉の葉裏が主である。
発育はかなり早く、野外自然条件下で約10世代となり、温室内などをあわせると20世代以上を経過すると推定されます。

薬剤散布については株元に散布するものは薬剤の残効期間は3週間程度期待できますが、過信しすぎて液剤散布を怠ると、
あとになって多発生する危険があるので注意が必要です。
水和剤や乳剤等、液剤散布の場合は、十分な薬量を確保し、蛹の生息する地表面にも薬剤がかかるように散布するとより効果的です

卵から羽化までの日数は気温により
15℃で45日ぐらい、 20℃で25日ぐらい、 25℃で15日ぐらい、 30℃で10日ぐらい
10℃以下では生育しないそうです。


今年からミナミキイロアザミウマが出てくると散布している薬。
薬散する時にいつも思うのだが「食われる前にまけよ」と 

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (らんジイ)
2017-09-23 08:39:32
三毛猫?サビ?
三毛の雄なら100万円だよ。サビならただの野良猫だね。
返信する
雄? (石の華)
2017-09-24 04:04:59
らんジイさん
雄だか雌だかハッキリわからないです?
雄のバットマンと喧嘩をするので雄かなと?
顔立ちは雌ぽっいですが。
返信する
Maxillaria ()
2017-09-24 07:35:18
おはようございます、Maxillaria返事有難うございます。この種ブラジル産が古くから我が家にありました。今は少なくなってきたんでしょうかね。?蛇足ですがスペル(valenzuelana)ですよね。
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富士山五号目より🍄 (いけちゃん☆☆☆)
2017-09-24 11:36:59
こんにちは~🍄
昨日は、仕事に行く前のフラッと国際園芸、静かで楽しい時間を満喫させて頂きました。
お疲れの所ありがとうございました。
今日は、富士山五号目からコメントを書いています。
ここは電波が良く入ります。FMヨコハマを聞きながら、ちょっと休憩です。
辺りはガスガスで真っ白何も見えません~👀
キノコも不作です🍄
また、10月に入ったら遊びに行きます。
リサイクルの鉢もありがとうございました。
暫く蘭のお世話お願い致します。
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おはようございます。 (石の華)
2017-09-25 04:06:53
岩さん
流れと言うか、流行と言うか、昔、普通に有ったものが最近は見られなくなってきていますね。
n が抜けていましたね。

いけちゃん☆☆☆
富士山キノコ観察会は残念でしたね。
また、土産話を持って遊びに来てください。
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