シュロソウ

普賢岳下見の際に見つけた植物です。
丘陵から山地、亜高山にかけての草地や林の中に生えるユリ科の多年草「シュロソウ」です。
雲仙で見つかるものは「ホソバシュロソウ」と呼ばれるもののようですが、そこまでの細分化は、“私は”懐疑的なので「シュロソウ」で統一します。（私には見分けもつきませんし。w）
根もとの葉鞘（ようしょう）にシュロの毛のような繊維がついているので、この名前がつきました。
と、いうことを調べて、本番の普賢岳登山会の時に紹介しようと思っていたら、草刈りで切られていました。；；

クサアジサイ

確か「ヤマアジサイ」は、このブログで紹介済みですが、「クサアジサイ」は紹介していなかった筈。
やや湿った林内に生えるユキノシタ科の多年草「クサアジサイ」です。
「ヤマアジサイ」は木本類ですが、“クサ”の名前がつくように「クサアジサイ」は草本類です。
普賢岳登山をしている際に、ヤマアジサイによく似た植物が咲いているな〜と思っていると本種でした。
花期は7〜10月、茎の先に小さな両性花の集団と、そのまわりに花弁状の萼片が３個ある装飾花をつけます。
ヤマアジサイの花は終了気味だったので、少し花期は遅いみたいです。

山の日制定記念「普賢岳新ルート登山会」

8月11日「山の日」に「普賢岳新ルート登山会」を開催しました。
雨はもってのほかですが、せめて曇ってくれないものかと祈っていましたが、当日はピーカン照りでした。w
「これは過酷な登山会になるな」との予感がしたので、館から仁田峠へ向うバス車中で先に謝罪しました。ww
妙見岳などの山の中はノリウツギが咲き（少し盛りを過ぎていましたが）、セミの大合唱の中を進みました。
ゴマダラカミキリやアカエゾゼミを捕まえて、観察する事が出来ました。
※勿論、国立公園内ですので観察後は逃がしました。
※２；アカエゾゼミの写真撮影はピンボケで使えませんでした。
ヤマホトトギスやヤクシマホツツジ、テリハアカショウマなどの花が咲いていましたが、観察出来た植物は少なかったです。
かなり暑さにやられた登山会でしたが、時々風穴などの冷気で体を休める事ができました。

ナミハンミョウ

昨日のブログで甲子園が始まったみたいな事を書きましたが、昨日長崎県勢の夏の甲子園は終わりました。
さっオリンピックに集中するか。
人間、切り替えが大事です。
もしかすると以前、雲仙勤務の際にアップしたかも知れませんが、ハンミョウ科の「ナミハンミョウ」です。（表紙写真）
並み＝普通に見られるハンミョウから名前がつきました。
ハン（斑点）のある、猫のように見える動作をすることから“ミョウ”とついて「ハンミョウ」です。
低山地の裸地や河原などに普通に見られます。
雲仙では地獄の歩道を歩いていると、よく見かけます。
人が歩いている前をまるで道を教えてくれるように先導するので「ミチオシエ」の別名があります。
金属光沢の美しい体をしていますが、実は獰猛な肉食昆虫です。
肉食と言っても、他の小さな昆虫を捕まえて食べます。
幼虫も同じく肉食で、地面に掘った巣穴に隠れ、近くを通ったアリなどを襲います。

雲仙のチョウのお話&バードカービング

先日、「いつの間にかオリンピックが始まっていた」話を書きましたが、丁度その文章を書いている時に“甲子園”も始まっていたのですね。w
今日は８月９日、７１年前長崎に原爆が落とされた日です。
先程、１１時２分にサイレンが鳴らされたので黙祷しました。
他県はどうか分かりませんが、長崎県内の学校は登校日です。
夏休み期間中ではありますが、今日は静かな一日になりそうです。（ただし忙しい事は忙しい。）
さて、先日の「雲仙のチョウのお話&バードカービング」の報告です。

まずはタイトルどおり、酒井先生の「雲仙のチョウのお話」です。
スライドを使いながら雲仙で見られるチョウやその解説を聞きました。
最後には迷蝶の標本も見せていただきました。（迷蝶；台風などの風によって稀に運ばれてきたチョウ）

そのままの流れで、「バードカービング」を実施しました。
倉庫に工作キットが残されていたので、そのまま利用しました。
約数年において倉庫に残されていたのですが、何故利用されないままだったのか分かりました。
後片付けが大変です。
発泡スチロールをやすりで削るのですが、削り糟が風で飛ぶ・飛ぶ。w
まだ倉庫にいくつか残っていますが、来年もやるかは非常に微妙です。
ま、それはともかく、みなさん思い思いに色を塗って、オリジナルの野鳥を作っていました。
（机の上の『ヒガラ』の模型は見本です。）

いつの間にか

気付けばいつの間にやらオリンピックが始まっていました。
ああ〜開会式、見たかった〜。
最終聖火ランナー誰だったんだろう〜？
などとオリンピック気分に浸っている場合ではありません。
夏休みの毎日が戦場と化しています。（苦笑）
今日も午前中「雲仙のチョウのお話とバードカービング」を実施しました。
昨日の午後まで予約２名だったのが、今朝には６名に、さらに開始直前には９名に増えていました。
うぉいうぉい！w（これを嬉しい悲鳴と言うのでしょうか。）
こちらは２名だと思って（増えても一人二人）、準備していたものが急遽足りなくなって、朝から慌てて準備しました。
イベントの報告をしたい所ではありますが、写真撮影のスタッフが共有サーバーに画像データをアップしてないために画像がありません。
（勿論、私は司会進行役のため撮影自体行っておりません。）
また後日、ご報告致します。

忙しいのはいい事だ。

今朝9時の雲仙の空模様です。
外が眩しいくらいに輝いています。
今日も今日とて忙しく働いています。
ブログをお読み頂いている皆様には、本当に申し訳ないのですが、最近中身のある更新が出来ていないのが心苦しいです。
暑くて自然情報収集に出掛けていないのは私の怠慢としても（笑）、夏休みのイベント関係が忙し過ぎます。
休みの日でさえ工作関係の買い出しだったり、下見だったりで出掛けなければならない程です。
「忙しい事はいい事だ。」と言いますが、「忙しすぎるのは体に毒だ。」と言い換えたいくらいです。
よし、来年はどうなるか分かりませんが、現状維持ならばイベントの数を減らすぞ！（新しい来年の目標が出来た。w）

何故だろう？

昨日、今日と大変忙しい。
特に昨日は雲仙に人が溢れていました。
昨日は地元学童さんの予約が入っていたので、地獄クイズラリーとネイチャークラフトを実施しました。
表紙の写真はネイチャークラフトの時の撮影です。
私はクイズラリーの受け持ちだったので、帰ってきた合間に撮影しました。
実は人数が多かったので２グループに分けて、入れ替えて行ったのです。
そのため、地獄を２周しました。（笑）
その時も地獄は観光の外国人で溢れていました。
午後からも全然人が引かないので何事かと思っていましたら、雲仙で長崎県内小中学校の全教頭先生が集まっての会議があったそうです。
県内に小中学校は600校近くあるそうで、1校から教頭1人としても600人の先生が集まっていたのでした。
今日も朝からバスの団体が入ったり、工作広場に参加しに多くの親子が集まったりで大変忙しく働いています。
しかし、こんなに人が集まるなんて何故だろう？

陳謝

すみません。
連休と駐車場勤務が続き、おまけに夏休みで忙しく、更新できません。
少々お待ち下さい。

第8回野生動物写真コンテスト入賞作品展

もう、夏休みはイベントてんこ盛りです。
昨日の日曜日は「一切経クールシェア歴史散策」があったのですが、私は館に留守番でした。
なので、詳しい報告は出来ません。
そして、今日は今日とて「第8回野生動物写真コンテスト入賞作品展」の開催告知です。
今日から8月28日（日）までの夏休み期間中の開催です。
月末・月初と夏休み、観察会が重なっててんやわんやです。w

観覧者がいなかったので、夏休みのバイト生にモデルになってもらいました。w