島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

梅雨らしい

2013-06-15 13:38:02 | 気象
ようやくと言いますか、梅雨らしい天気になりました。
朝から雨の垂木台地です。
明け方はかなり強めの雨が降っていましたが、午前中には少し緩やかになりました。
時々霧がかかり外は真っ白になりますが、弱い雨が降り続いています。
昨日、沖縄地方は梅雨明けしたそうです。
平均より9日早いとのこと。
ジメジメとした気候は好きではありませんが、このまま夏真っ盛りの暑さをむかえても困るので、もう少し梅雨が長引いてくれないかな・・・と都合の良いことを考えています。
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ネズミモチとモンシロチョウ

2013-06-14 13:23:39 | Weblog
昨日は午前中に島の小学校の修学旅行が来館するとのことで出てきました。
午後からあちこち回ろうかと思っていたのですが、何故か体調を崩してしまい早々に雲仙へ引き上げました。
一晩、薬を飲んで安静にしていたら、朝にはすっかり元気になりました。
暑かったり寒かったり、身体が急激な温度変化に耐えられなかったのかも知れません。
さて、ほぼ12時間寝っ放しの私には撮り貯めたネタがなく、朝から園内をうろついてきました。
本当は開花し終えるまでアップしたくなかったのですが、モンシロチョウが都合よく蜜を吸いに来ていたので掲載します。
園内の「ネズミモチ」が開花し始めています。
「ネズミモチ」は2008年1月16日の記事でアップしていますが、巻き戻ってもらうのも面倒でしょうから改めて記載します。
暖地の山地に生え、高さ6~8mになるモクセイ科の常緑小高木です。
秋に実る黒紫色の果実がネズミの糞に似ていて、葉がモチノキに似ていることからこの名前がつきました。
当時、「眉山では時々見かけることができますが、垂木台地ではあまり見ない植物です」と書きましたが、5年経ち、垂木台地にも見られる植物になりました。
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本日の平成新山

2013-06-12 11:34:50 | 平成新山
ここ2,3日、「一日雨」の予報が当たっていない島原半島です。
今日も雨の予報が、曇っているのはお山だけで、下界は真夏のような暑さです。
熊本上空には入道雲(積乱雲)も見えています。
梅雨明け?・・・んなわけない。w
昨日お休みだったので、ネタを探しに行ったのですが、唯一撮れた写真はピンボケで使えず。
暑さにやられて早々に雲仙へ避難しました。
今朝は久しぶりに1人勤務のため外出できず、またこんな時に限って何故かお客さんが来館する。
すでに夏バテが始まっている気がします。
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ホオジロの幼鳥

2013-06-10 13:11:39 | 野鳥
赤丸の中に写っています。
もうちょっとアップした画像を掲載します。

雨の降る日に園内から「ピヨピヨ」と鳴いている声が聞こえました。
同じ時にキジの「ケーン」という鳴き声が聞こえたので、てっきりキジのヒナでもいるんだろうと思っていました。
翌日午前中に雨があがり、園内を何気なく眺めていると、またも「ピヨピヨ」と鳴き声が聞こえてきました。
双眼鏡を持って探してみますが、見つかりません。
諦めかけた時にホオジロが何かをくわえて飛来しました。
興味はそちらに移行し、昆虫らしきものをくわえたホオジロを観察していると薮の中に一旦消えて出てきました。
その嘴には何もくわえられていません。
「雛がいるんだ!」
「ピヨピヨの鳴き声はキジじゃなく、ホオジロだったんだ!」
それから2,3度行き来するホオジロを追いかけてようやく見つけました。
ふわっふわの小さな鳥が薮の中に隠れて、親鳥が餌を持ってくるのを待っています。
午前中の時間、約半日を費やして観察しました。
観察した結果、雛と書きましたが実際はもうちょっと大きい幼鳥のようでした。
少し飛べるようで、餌をくわえた親鳥が警戒のために高い場所留まっているとそこまでジャンプしていました。
その日から数日、今ではもう「ピヨピヨ」の鳴き声も聞こえなくなりました。
無事に巣立ってくれたようです。
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吹越のヤマボウシ

2013-06-09 14:07:47 | Weblog
「見つけた!」だけの記事じゃあ少ないので、スタッフが今朝撮影してきた吹越の写真をアップします。
ヤマボウシがポツポツと咲き始めています。
今年はこの様子を見ると、結構咲きそうな感じです。
あと一週間後くらいが見頃になってくるとの予想が出ています。
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見つけた!

2013-06-09 14:01:09 | 野鳥
さあ、どこにいるのか探して見て下さい。
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アオダイショウ

2013-06-08 13:22:02 | 動物他
山地の森林や果樹園、畑地から草原、平野部の人家まで色々な環境に生息するヘビ亜目の「アオダイショウ」です。
今朝の通勤時にまゆやまロードで見つけました。
青みがかった褐色や草色をしており、目の後ろに黒い線が入ります。
体長は150~200cmにもなる大型のヘビで、日本最大種になります。
私が見たのは1mには届かないくらいでしたが、それでも大きかったです。
昔は「いえぐちなわ」とか「ねずみとりぐちなわ」という方言名で呼ばれており、害獣であるネズミを捕食してくれる家の守り神として大事にされていました。
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本日の垂木台地

2013-06-07 13:23:57 | Weblog
休みの日に買い物以外に外出せず、ゴロゴロしていたらストックしていたネタが切れてしまいました。
6月3日の午前中に雨が止んでから、空梅雨が続いている垂木台地です。
一部では夏の水不足の懸念もニュースで報道されるようになりました。
まったく、地球の気候はどうなってしまったんでしょうねぇ。
ネタがないので、今朝園内で見つけたものを紹介します。

まずはヒルガオの花です。
2010年6月24日以来の登場です。
この3年の間に勢力拡大を図っていたらしく、写真に写ってる以外にも近くに3,4輪咲いており、蕾もありました。
他にもチョウセンシモツケが咲き始めていました。

先日ご紹介した「クロスジギンヤンマ」です。
今朝、また事務所内に侵入してきましたが、少し色が違います。
鮮やかな青色斑が入ったこちらは雄です。
こんな立て続けに雌雄両方入ってくるとは思っていませんでした。
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ツリバナ(花)

2013-06-06 13:35:42 | 植物
15日ほど時を遡って下さい。
丁度、眉山登山会を開催した位です。
眉山の山頂で見つけた「ツリバナの花」です。
ツリバナは、丘陵から山地にかけて生えるニシキギ科の落葉低木もしくは小高木です。
花期は5~6月、葉のつけ根から長い柄をのばし、写真では光の加減で色が飛んじゃっていますが、淡紫色を帯びた花をまばらに咲かせます。
花の大きさは直径6~7ミリくらいで、花弁は5つあります。
秋に朱赤色の実をつけますので、秋にまた実を紹介できればと思います。
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木の実と野鳥

2013-06-04 09:03:21 | 雑談・その他
5月30日の記事で「ガマズミ」を紹介しました。
その時の記事の内容で、ガマズミの実を食べる野鳥の話を書きましたが、それについてメールを頂きました。
「なるほど!」というか、「へぇ~そうなんだ~!」と感心&勉強になりましたので、紹介したいと思います。
『鳥は黒や紫に熟した実を好んで食べ、赤い実は美味しくないと知っているようであまり食べません。
他の実がなくなってくると赤い実を食べるようになる。』そうです。
植物は自分で動くことが出来ず、子孫を広げるには種子を何らかの方法で運んでもらう以外にありません。
重力散布や風や水を利用する方法もありますが、こうして動物を利用する方法は、植物と動物の知恵くらべみたいで面白いですね。
種子散布について興味が出てきたので、色々と調べてみたいと思います。
ある程度まとまったらご紹介しますね。
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