島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ツリガネニンジン

2017-09-13 13:33:53 | 植物
ワレモコウを探しに池の原に行った時に見つけました。
山野に広く生えるキキョウ科の多年草「ツリガネニンジン」です。
釣鐘のような形の花が咲き、白く太い根が朝鮮人参に似ていることから名付けられました。
春の若芽はトトキと呼ばれ、山菜として親しまれています。
以前見つけた「ソバナ」(2015年9月17日記事)と同じ仲間です。
違いは、「(ソバナが)ツリガネニンジンのように花が輪生することは無く、茎の片側にかたよって花がぶら下がります。」と書いたのですが、輪生しているようには見えないな・・・。
他に花の柱頭が花の外に出ているのが「ツリガネニンジン」、出ていないのが「ソバナ」です。
花期は8〜10月で、細い花柄の先に長さ2cmほどの花が下向きに咲きます。
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