島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

気象学習会〜梅雨に備えて防災を学ぶ〜

2023-06-12 09:22:27 | イベント
23.6.12(月) 天気;曇り 気温;?
 また、繋がらなくなりました。 朝から雲仙で会議のため、雲仙から接続しています。

 ネットワークに繋がらないので告知できませんでしたが、先週土曜日「気象学習会〜梅雨を前に防災を学ぶ〜」を開催しました。 「梅雨を前に〜」としましたが、もう梅雨入りしちゃってます。
 参加者は13名でした。 講師は幅広い層に人気の寺井先生です。 その幅広さは子供からお年寄りまでの言葉通り、小学生(2名)から80代までの方が参加しました。
 学習会の前半は、子供も分かるように牛乳パックを使って降水量の話や、落雷・竜巻、過去の水害(諫早水害・長崎大水害)について学びました。
 休憩を挟んで後半からは、ガラリと話の内容が変わって「土砂災害警戒情報」や「大雨特別警報」など、最近天気予報やニュースで聞くようになった気象用語についての話を聞きました。
 特に上記の警戒情報や警報などは、今までの警報や注意報と何が違うのか分からなかったので、解説して欲しいとこちらからリクエストしました。
 ここで重要になってくるのが、「表面雨量指数」と「土壌雨量指数」。 簡単に言えば降った雨が表面を流れてくる量と、地面の中に染み込んだ量と言えばいいでしょうか?(違っていたらすみません。)
 これによって「表面雨量」では水害の危険性が、「土壌雨量」では土砂災害の危険性が指数(数字)となって表せるのです。 計算式はシグマの出てくる難しいものです。(高校の頃は計算してたんだけど、もう解き方を忘れました。)
 この数値は市町村ごとに基準になる数が決めてあり、その数値に達すると警報・注意報が出て、それぞれ「高齢者は避難してください」や「避難するのも危険なら最優先で自分の命を守ってください」と言った私たちが取るべき行動が示されているのだそうです。(なるほど!)
 最後に、火山や地震など地面の中のことは目に見えないのでまだまだ予測することは難しいが、「気象災害は数式で解ける」ようになってきたと仰っていたのが印象的でした。(寺井先生、本職は地学の先生なんだけどな〜w)
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