表紙の写真を見て、おわかりの方もいらっしゃると思います。
はい、普賢岳に登ってきました。
この時期に登っても植物などの自然情報は一切ないのは分かっていましたが、鬼人谷から立岩の峰を通って普賢岳の山頂に行く、新登山道の安全確認にどうしても行きたかったのです。
写真枚数が多いので、報告は前後編の2部構成にします。
平成26年10月の集中豪雨によって新登山道の途中で崖崩れが発生し、1年間通行止めになっていました。
先月(11月1日)、一定程度の安全が確認された為、供用再開となりました。
その後「安全確認に行かなきゃな」と思っていましたが、なかなか機会が合わず昨日になってしまいました。
さて、池の原の駐車場からお山を見上げてみると雲の中に隠れてしまっています。
「大丈夫かな」と少し不安になりますが、天気予報では『晴れ』だったので、登っているうちに回復するだろうと腹を決めました。
池の原から仁田峠まで登りますが、道中紹介できるものは何もありません。
仁田峠に着きました。
妙見岳の雲は取れましたが、普賢岳や平成新山の山頂はまだ雲に隠れています。
紅葉シーズンの時がウソみたいに仁田峠は閑散としていました。
ロープウェイを使わずに仁田峠から自然歩道を登って妙見岳に向います。
ロープウェイの絵になる1枚が撮影できました。w
仁田峠で登山の準備をしていた数人のグループが登って行きました。
登山道を登っていると道の先を何かの動物が逃げて行きました。
大きさから子犬?とはじめは思っていましたが、追いついてみると猫でした。
「こんな山の中で猫?野良猫?」
雲仙岳山中で野良猫を見たのは初めてです。
すぐに猫は登山道を外れたらしく、どこかに姿をくらましてしまいました。
妙見岳から普賢岳方向を眺める。
普賢岳山頂まで雲は取れましたが、平成新山は雲の中です。
妙見岳をカルデラに沿って歩いていると、普賢岳の山頂に人影が見えました。
泥濘んだ土に靴跡が残っています。
いくつかは今朝ついた新しい物です。
ロープウェイで先に登ったグループのものかも知れません。
国見分かれから鬼人谷を下ります。
紅葉情報の時によくこのアングルを撮影していました。
その時よりは遅い時間なのですが、太陽が南に傾いているために斜面にまで日が当たりません。
鬼人谷口から新登山道へ入って行きます。
西の風穴から先が通行止めになっていて、Uターンしなければなりませんでしたが、今は通れます。
崩壊現場に到着しました。
大きな岩が下まで転げ落ち、周囲の樹木をなぎ倒しています。
ここを通られた方から「この程度で何故1年間も通行止めにしたのか」とよく言われます。
現場だけを見れば確かにその通りかも知れません。
しかしそれは目に見えるものだけで判断した、『浅慮』と言わざるを得ません。
崖崩れの発生源はここではなく、もっと上の、現場からでは見えない高所にあるのです。
その場所には大きな岩が不安定に乗っかっており、万一落ちてきたとしたら巻き添いは必至です。
そこで1年を通して様子を見て、台風や集中豪雨でも崩壊しなかったことから再開に踏み切ったのです。
そんな場所でもある為、ここでは立ち止まらずに速やかに通過しましょう。
はい、普賢岳に登ってきました。
この時期に登っても植物などの自然情報は一切ないのは分かっていましたが、鬼人谷から立岩の峰を通って普賢岳の山頂に行く、新登山道の安全確認にどうしても行きたかったのです。
写真枚数が多いので、報告は前後編の2部構成にします。
平成26年10月の集中豪雨によって新登山道の途中で崖崩れが発生し、1年間通行止めになっていました。
先月(11月1日)、一定程度の安全が確認された為、供用再開となりました。
その後「安全確認に行かなきゃな」と思っていましたが、なかなか機会が合わず昨日になってしまいました。
さて、池の原の駐車場からお山を見上げてみると雲の中に隠れてしまっています。
「大丈夫かな」と少し不安になりますが、天気予報では『晴れ』だったので、登っているうちに回復するだろうと腹を決めました。
池の原から仁田峠まで登りますが、道中紹介できるものは何もありません。
仁田峠に着きました。
妙見岳の雲は取れましたが、普賢岳や平成新山の山頂はまだ雲に隠れています。
紅葉シーズンの時がウソみたいに仁田峠は閑散としていました。
ロープウェイを使わずに仁田峠から自然歩道を登って妙見岳に向います。
ロープウェイの絵になる1枚が撮影できました。w
仁田峠で登山の準備をしていた数人のグループが登って行きました。
登山道を登っていると道の先を何かの動物が逃げて行きました。
大きさから子犬?とはじめは思っていましたが、追いついてみると猫でした。
「こんな山の中で猫?野良猫?」
雲仙岳山中で野良猫を見たのは初めてです。
すぐに猫は登山道を外れたらしく、どこかに姿をくらましてしまいました。
妙見岳から普賢岳方向を眺める。
普賢岳山頂まで雲は取れましたが、平成新山は雲の中です。
妙見岳をカルデラに沿って歩いていると、普賢岳の山頂に人影が見えました。
泥濘んだ土に靴跡が残っています。
いくつかは今朝ついた新しい物です。
ロープウェイで先に登ったグループのものかも知れません。
国見分かれから鬼人谷を下ります。
紅葉情報の時によくこのアングルを撮影していました。
その時よりは遅い時間なのですが、太陽が南に傾いているために斜面にまで日が当たりません。
鬼人谷口から新登山道へ入って行きます。
西の風穴から先が通行止めになっていて、Uターンしなければなりませんでしたが、今は通れます。
崩壊現場に到着しました。
大きな岩が下まで転げ落ち、周囲の樹木をなぎ倒しています。
ここを通られた方から「この程度で何故1年間も通行止めにしたのか」とよく言われます。
現場だけを見れば確かにその通りかも知れません。
しかしそれは目に見えるものだけで判断した、『浅慮』と言わざるを得ません。
崖崩れの発生源はここではなく、もっと上の、現場からでは見えない高所にあるのです。
その場所には大きな岩が不安定に乗っかっており、万一落ちてきたとしたら巻き添いは必至です。
そこで1年を通して様子を見て、台風や集中豪雨でも崩壊しなかったことから再開に踏み切ったのです。
そんな場所でもある為、ここでは立ち止まらずに速やかに通過しましょう。