国見町八斗木にある烏兎神社の境内には神樹大杉をはじめ古い樹木が繁茂しています。
スギは日本特産のスギ科の常緑高木です。
真っすぐ伸びることから「直木(すぐき)」と呼ばれていたのが名前の由来と言われています。
各地に自生していますが、材が真っすぐなため有用樹種として最も多く植林されています。
その結果、花粉症の代名詞として有名になったのは皮肉な話です。
日本では最も高くなる樹木の1種で、長寿の木と言われます。
樹齢3000年を越える、屋久島の縄文杉は有名ですね。
烏兎神社の大杉は、口伝えによると元和年間(1620年頃)神木を摩利支天本殿奥の院両側に各一本を植樹したと言われています。(樹齢400年くらい?)
現在残されている大杉は、大きいもので幹周り6.3m、樹高42~45m程あります。
写真ではその高さが分かり難いですが、見上げて撮影しています。