島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

クモの巣との闘い

2007-10-04 10:33:35 | Weblog
「本日午前9時、平成新山の斜面に巨大なクモが出現しました!」
というのは冗談として・・・。 垂木台地にはクモが多いです。
草地・草原になっている垂木台地にはたくさんの昆虫がいて、それを捕食するクモや野鳥もたくさん現れます。
毎朝ゴミ拾いを兼ねて園内の見回りを行っていますが、毎朝クモの巣に引っかかります。
それも大概同じ場所で。
また、屋外の展示やお客様の目に留まるような場所のクモの巣は、数日に1回の割合で取り払っています。
しかし、彼らは懲りずに何度も何度も巣を張ります。
体内から糸を出して巣を作ることは、彼らにとってかなりのエネルギーを消費する作業だということを聞いたことがあります。
そのため、巣を張った後はじっとしてエネルギーを使わないようにし、獲物が巣にかかるのを待っているのだそうです。
では、何故壊された同じ場所に何度も巣を張るのでしょう?
また翌朝壊されて作り直さなければならないことは分かっているのに何故でしょう?
よほどその場所が獲物の集まる場所というならまだしも、獲物がかかっているところを見たことがありません。
もし、この疑問の答えを知っている方がいたらご一報ください。
コメント
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