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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント2018年秋 123(ひふみ)

2018-10-15 | 食・レシピ

花鳥風月篇はこちら

家族がみんな出払ってしまい、夫婦二人が残る……ぐふ。

「どこに行く?」

舅姑がいない連中はこれが日常なのかと嘆じつつ。日本蕎麦にしようと語り合いながら、わたしはしかしちょっと思いついた店があった。

「同僚がさあ、象潟においしい店があるって言ってたの。ひふみ、っていうんだけど。担々麺が名物だって」

「いいわよそこで」

7号線を北上。久しぶりなのでいろんなものが変わっている。そうかこの店はもう閉めたのか。ああこの店はまだ元気だ。なぜだ(笑)

象潟に入る。

「海老フライがとっても大きい店もあったわよね」

「うん。何回も来たじゃないか」

「あたしは1回しか来てないけど」

「…………」

「…………」

スマホのナビアプリはまことにいいタイミングで123を示してくれる。これ、ナビがなかったらわかんない場所だよなあ。

海っぺり。そうなんだファミレスなんだ建前は。でも客はみんな担々麺をオーダーしています。4種用意してあったので、わたしは人気ナンバーワンというふれこみのNEW担々麺。とんこつベース。妻は野菜たっぷり味噌担々麺。

あ、おいしい。客はひっきりなしに入ってくるけれども、お店も広いし駐車場もたいしたものだ。妻も満足。また来よう。帰りは遊佐の道の駅ふらっとでソフトクリーム。濃厚。

志幡篇につづく

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「鳥肌が」 穂村弘著 PHP研究所

2018-10-15 | 本と雑誌

自意識過剰でびびりであることが、すでにセールスポイントでもある穂村弘が「恐怖」をネタにエッセイを……怖い。確かに怖い話の連続だ。

もちろん、いわゆる恐怖譚とは違う要因で穂村は恐れているのだが、その心情に読者をまきこむのがうまいうまい。

おまけにこの本には仕掛けがほどこされていて、それに気づいたときには「うわっ!」と本を放り出しそうになりました。編集者も出版社も人が悪いなあ(笑)。

本を手に取り、開いてみるとわかりますよ。これは電子書籍にはできない技だ。

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