鈴木祥子 「優しい雨」
2018年8月号「学テ」はこちら。
「奥さん、彼は立派な家庭人で市民です。私とは、いろいろな問題で見解が異なるというだけのことです」
2008年の大統領選のさなかに、マケイン候補の支持者が「オバマはアラブ人で信用できない」と訴えたときのマケインの発言。彼は壮絶な軍歴をもっているが、そんな彼を徹底的に嫌ったのがトランプだった(もちろん、マケインはトランプを軽蔑していた)。
「捕虜になるような人間はヒーローとはいえない」
これが、アメリカのために戦ったマケインについてトランプがツイッターで語ったこと。しかも、マケインの悲報をうけてホワイトハウスのスタッフが半旗を掲げたところ、わずか一日で通常の位置に戻されている。もちろん、現職の米国大統領の指示による。
「わたしの政権は2年もかからずに、米国史上どの政権もできなかったくらいの多くのことを成し遂げた。本当のことだ。」
そのトランプの国連演説。場内からは笑いが出た。
Didn't expect that reaction, but that's okay.
「こんなリアクションは予想していなかったが、まあOKだ。」
そうだよね。生半可な面の皮では、こんな発言はできないもの。
本日の1曲は鈴木祥子の「優しい雨」。作詞はもちろん小泉今日子。ギターはアコギの神様のあの人です。
PART2「落合」につづく。