翻訳のつづきを楽しみにしてくださってるみなさん、ごめんなさい。いまさっき帰ってきたので、今日の翻訳はお休みです。
今日はお彼岸の中日でした。
春のお彼岸というと思い出すのが、折口信夫の『死者の書』です。
南家の郎女が遠く二上山に自分を差し招く人の姿を見て、屋敷を出たのがこの日でした。
春分の日、西の山に日が沈む。そこに姿を現すのが大津皇子の姿をとった阿弥陀仏。
いいお天気だったので、一日のちょうど半分が過ぎたとき、真西に沈む夕日を見ていたら、何かが見えても不思議はないような気がしました。
何も見えなかったけれど、薄闇の中、両手を合わせたような白木蓮のつぼみが、ずいぶんあちこちで見ることができました。
もう春なんですね。
それじゃ、また。
明日からまた翻訳のつづきです。
今日はお彼岸の中日でした。
春のお彼岸というと思い出すのが、折口信夫の『死者の書』です。
南家の郎女が遠く二上山に自分を差し招く人の姿を見て、屋敷を出たのがこの日でした。
春分の日、西の山に日が沈む。そこに姿を現すのが大津皇子の姿をとった阿弥陀仏。
いいお天気だったので、一日のちょうど半分が過ぎたとき、真西に沈む夕日を見ていたら、何かが見えても不思議はないような気がしました。
何も見えなかったけれど、薄闇の中、両手を合わせたような白木蓮のつぼみが、ずいぶんあちこちで見ることができました。
もう春なんですね。
それじゃ、また。
明日からまた翻訳のつづきです。