喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

帰る場所

2021-09-27 05:13:14 | 春馬くん
去年から春馬君の出演作を見続けて気が付いたことがある。

驚くほど捨て作品が少ない。

主演はもちろん脇役でも作品自体が面白くてのめり込んで見てしまうそしてスルメ作品だ。

一回目はそうでもないなーって軽く見た作品でも次に見ると新たな発見があって面白い。「東京公園」とかそのもっともたるもの。

まあ、例の巨人とかまだ見てないから(極端に評判が悪い作品はさけてる)かもだけど、それでもほぼ見てあちゃーって思った作品ってうーんとあれ?ないぞ。
作風がどうも合わなかった「クローズゼロⅡ」だって最後まで見たし、「痛いコメディーだろうなー」って敬遠していた「オトナ高校」はすごい秀作だった。初主演映画もさわやかで好感持てたし。何だ捨て作品ないじゃん。すごいよ。

この感覚は2019年に味わったエレカシに嵌った時に似てる

獣ゆく細道の紅白歌唱から興味を持って新春ライブをワウさんで見てからデビュー時から現在まで曲を聞きまくったけど、どれもこれも良くて、アルバムも捨て曲が無くて驚いたんだった。それと同じ感じだ。

春馬君の作品というか、リアルでの作品の評価ってどうしてもダイレクトに受け止めてしまうし、ネガティブ評価の物って見る前から躊躇してしまうけど、見なければ良さが分からないってあるんだよね。人の評価はあくまでも参考程度で良し悪しって個人の感覚だね。

イケメンの役しか見たくないって人は「オトナ高校」に引くだろうし、ラブシーンとか見たくないって人は「ラスシン」や「ダイイングアイ」は見られないだろう。悲しいのがいやって人は「わた離」や「僕いた」は辛いと思う。

そう思うと春馬君の出た作品て多岐に及んでてすごいよ。
ラスシンでブレイクした後はその路線で数年やっても良かったのに次の連ドラが「僕いた」でしかもALSという難病を題材にした作品なんだもの。ラスシンの年下の王子様に惚れた人達は重すぎて離れていったんじゃない?

それでも安定を望まず常に果敢に挑戦し続けた彼の姿勢がこの作品群に現れているし「役者三浦春馬」の多様性がこうして作品として残っていくって素晴らしいと思う。

若い役者がよく言われる「いつも同じような役ばっか」という言葉は彼には該当しない。10代の時でさえ「ボンビーメン」の後「ごくせん」だよ。(間に「ネガチェン」入ってたし)

宮本さんの曲がバラエティーに富んでるように春馬君の作品もそうだから、ずっと楽しめるんだと思う。

芸能生活は7歳からだと23年、アミューズに所属して16年、これだけの作品を世に残してくれた彼に私は感謝する。

これからもファンとしてこの宝物を大事に守っていきたい。
余計な詮索なんて必要ない、周囲の思惑とか、待遇とかプラベートやそんなの拘るなんてその時間がもったいない。

真実とやらを求めてその時間をネットの検索にすべて費やすより彼の作品を見るよ。素の顔とか裏とか闇とか関係ない。そんなの知った所で彼は戻ってこない。

疑問を持って検証してそれで納得いくならいいよ。でもそこに何が残るんだろうね。不在の理由を追及して真実が分かってどうするんだろう。また新たな疑問が増えるだけじゃないだろうか。

衝動的だったのか計画的だったのかそれすらも分からない。

誰にも悟られないように心だけ持って行って後はすべて置いていった彼にあの歌の人物がかぶって仕方がない。「表現者」であった自分はすべて遺し、たった一人の人間である自分に帰って行ったのかな?

今はただ笑っていて欲しい。


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