喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

ストレスのない人と引きずる人

2008-11-11 08:27:20 | カンテツ三宅
「演劇ぶっく」最新号を購入しました。

暴動さんが表紙。もちろんナイロンの記事目当てです(笑)

ブタ兄弟こと三宅、新谷コンビはいいですね~。五年ぶりの共演とはいえ互いに信頼し合ってて確かな絆がある。

対する初共演コンビの大倉、小池コンビは新鮮味あふれた雰囲気
違いが分かって面白い対談でした。

読んでて「やっぱな・・」と思ったのが三宅さんの体調話
鼻水だと思ってたら【鼻血】だったって・・それ絶対疲れだよ。「疲れてんのかなあ?」じゃないよ。もう(苦笑)

河原さんなんて「みなぎり過ぎだよあの人(三宅さん)は」・・って(笑)
ホワイト座長は普段どんだけテンションが高かったんですか?心配されない所が素敵です・・って少しは心配して下さい。

意外だったのが役柄に対する感想というかあの「煙役」をやるのは精神的にも辛かったんじゃないかという風な質問に対する答え

大倉君は予想通りというか、イープラスの動画の余裕はどこへやらという・・くらいの引きずりぶり。まあ、いつもそうなるから気をつけたそうですが。三宅さんがね、「ストレスがない」というのがちょっと驚いた。

煙については客観的になれないみたいで(インタビュー時)なんか切なくてたまんないって気持ちだけど、自身の精神面のは影響がないとか。


『僕はそんなにね、煙をやるのはしんどくないです。何ていうか、それなりに流れてるんですよ。
煙自身はちょっと分裂症みたいな所があるけど。僕の習性なのか癖なのか分かんないですけど、僕は比較的繋げていく体質だったりするので、自分の中で繋がると、別にしんどくないんんですよね。
観てくれた人によく「ストイックな役で大変でしょう?」とか言われるんですけど、全然ストレス溜まってないです.』(三宅談)

この部分最初読んだときよく分からなくて「繋がる」とか「流れてる」って?
疑問だったけど、ようするにケラさんの脚本て少しずつ出来ていくからテンションが変わる部分だけだとしっくりこないけど、自分の中で【辻煙】という人間が出来上がればやりやすい。って事かな。例え妄想シーンでも彼の中でその「煙」は必然的だったんだろうな。だからこそ同化してるように見えたんだろうと思う。

おそらく彼の中で「シャープさんフラットさん」の世界時間が流れていて、その場所に「辻煙」は生きていた。それだけなんだろう。

大倉君は場面場面の「煙」の感情に自身も影響を受けてる感じ。
ホント違う。でもどちらも素晴らしかった。

それにしてもこれ読んで三宅さんてつくづく舞台の人だなと確信させられた。

ドラマの世界じゃ繋げていくのは「編集」という作業だもんね。
まあ、役者もその都度集中力を要求されるのは大変だろうから、俳優さんはすごいと思います。

だからって訳じゃないけど初舞台を踏むふじっきーも自信を持って取り組んで欲しい。周りと違うのは当たり前。土俵が違うんだから。

彼には彼の良さがある。
萎縮せずに開き直るくらいでいけばいいんじゃないのかなあ。
ふじっきーも「繋げていく」タイプの役者だと思ったんでちょっと書いてみました。

弱音はね~。あの人にとってはテスト前に勉強してるけど「全然してないよ~」って言う程度の防破線でしょ。本当に弱ってたら書きませんってあんな事。
まあ、言葉選びは彼の永遠の課題でしょうけど(笑)
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