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2015 4/4の拝観報告9(陽明文庫、虎山荘)
写真は、虎山荘(こざんそう)の内部
今回はツアーを企画していました。
14:00~陽明文庫と虎山荘です。
一般でも事前に「20名以上」で予約が可能です。
ただ通常20名を集めるというのは難しいですよね。
しかし巨大組織!?アマ会であれば、可能です(笑)。
今回はあんとん、狛犬好き!、super-meteor、茶花、WAN、2級のほう、京極堂、tani、かんじろう、alberoご夫妻、至誠館、松戸在住、ヒロ、キビノクニ、masa、ふじしろーらもご夫妻、京love、Hito、さくら、KEI、アディニコ、福助、MZW、frippertronics、シヲ(会員番号順、敬称略)と僕の計28名が集まりました。
陽明文庫だけなら、90分程度で1人1500円。
虎山荘も追加すると、120分程度で1人2500円です。
僕、かんじろうさまとWAN初代だけは、かつて朝日カルチャーセンターの講座で来たことがありました。
まずは陽明文庫です。
今回は御堂関白日記、神楽和琴秘譜、大手鑑、和漢抄、類聚歌合、熊野懐紙(藤原家隆)の国宝6点を中心に青磁の千声なども展示して下さいました。
しかも、前回もでしたが、ガラスケース全開です!
要するに”ナマ”です。
手の伸ばせば届く距離に、御堂関白日記などがあるのです!
それはやっぱり感動します。
大手鑑は巻頭の大聖武(大字の写経断簡)が最初は開いていましたが、最後にページをめくっても下さいました。
これだけのものをこの環境で見せて頂けるのなら、2500円は安いでしょう。
それに見ている人も知り合いだらけですので、変に気を遣わなくてもいいですしね(笑)。
そして虎山荘へ。
こちらでお茶を頂いてから内部の案内です。
30分程度。
桜とは関係ないものの、非常にいいものを見せて頂き大満足でした。
文化財好きが28名集まって、陽明文庫に行けるんですから、やっぱりアマ会って素晴らしい。
一体、こんな合理的な組織を考えたのは誰なんでしょうね(笑)。
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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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博物館で出会うような1級の名宝を長時間・超近距離で見れたことに感激しました。
専門用語&難質問が飛ぶ中、初代の奮闘は凄かったです。(荼毘紙のくだりは特にw あと、鹿曼荼羅も笑)
このような、よい機会を設けていただきましてありがとうございます。
N文庫長は私たちの力量がどの程度のものか推し量る問答をしかけてこられました。初代の驚くべき知識で善戦。
表装の裂の見事さ、刺繍の裂を用いている豪華さ。
虎山荘へ移動して美味しいお茶をいただき、長谷部鋭吉の数寄屋造りの斬新さを伺いました。
素晴らしい場をセッテイングしていただいたama様に感謝いたします。
大変良い経験となりました。
amaさま、ありがとうございます。