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陽明文庫 虎山荘1 陽明文庫(福王子・広沢池散策2)


写真は、陽明文庫

五摂家筆頭の近衛家に伝わる古文書や文化財が保存されています。
通常一般には公開されていません。
今回は朝日カルチャーセンターの講座、「陽明文庫 雅の世界」で参観しました。
アクセスは「福王子・広沢池散策1」を参照してください。

参観
駐車場のある左手に入り、右に回り込む砂利の坂道を登ります。
やがて左手に見えてくる建物が“虎山荘”です。
さらに奥に進んだ左奥の苔むした階段の上に白い洋風建築が見えます。
これが第2文庫で、この2階が展示室、さらにこの左手の階段の上にあるのが第1文庫です。
ここはマスク持参です。

まずは第2文庫の展示室です。
入口は全員が入るとすぐに内から鍵を掛けられるほどの厳重な管理体制です。
洋館の木の階段で2階へ上がります。
中は普通の会議室ぐらいの大きさで、真中に大きなガラスケースがあり、中にはいずれも国宝の御堂関白記、和漢抄や類聚歌合が入っていました。

御堂関白記は、日によって墨の濃さが違ったり、書いていない日があったり(サボってる)、一部が”かな文字”だったり。
しかもこれはちょうど1000年前のもの・・・。
あの藤原道長がこの前に相対して書いた直筆の文字だと思うと感慨深かったです。

また和漢抄にある三蹟の1人藤原行成直筆の”かな文字”は、細かいことは分からない僕でも”美しい”と思わせるものでした。

また周囲の壁には、様々な掛け軸や書が掛けられています。
なかには国宝の後鳥羽上皇筆“熊野懐紙”もありました。

まあ本当に重要文化財はおろか、国宝がゴロゴロしており、それを至近距離で見ることが出来ました。

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