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大河内山荘1 通常参観(嵐山・嵯峨野散策12)


写真は、紅葉の大乗閣と庭園。

大河内山荘(おおこうちさんそう)は元々、俳優の大河内伝次郎氏の個人の別荘です。
正門を入った左手の受付で、参観料を納めます。
抹茶とお茶菓子付きで1000円です。

入った右手にお茶席、左手に中門があり散策路につながります。
お茶席は最初でもいいですし、散策後に戻ってくるので散策後でもいいです。

中門を入ると大乗閣があります。
ここは広々としており、大河内山荘の写真は大抵ココです。
緑の芝生に、秋は紅葉の赤が映えます。

順路を進むと、人1人分ぐらいの細い散策路で苔が非常にきれいです。
少しずつ登っていきます。

やがて視野が拡がり持仏堂に出ます。
ここの前庭は枯山水になっています。

散策路をさらに進むと、苔の緑の世界が拡がります。
この最奥にお茶室の滴水庵があります。
この辺り紅葉時は非常にきれいです。
滴翠庵は右が6畳で正面に床の間、右に琵琶棚があり船底天井。
左は4畳半台目中板。
右手の床の間の下が台形で、その前に中板がある変わった茶室です。

さらに進むと嵐渓展望台に出ます。
保津川に面した展望台で、正面に大悲閣千光寺の客殿が見えます。

散策路を進み、次は市内展望台に着きます。
今度は京都市内側が一望出来、比叡山が正面に見えます。

その後は散策路が下り坂になりますが、この最後の下り手前の右手に妙香庵があります。
大河内傳次郎の妻、妙香の菩提所で傳次郎五十回忌に造られました。
手前が20畳、奥が17畳の広間で、最奥には仏間があり、親鸞や法然の言葉を書写出来ます。
また左手にはきれいな枯山水庭園があります。

坂の下突き当り右手には大河内傳次郎記念館があり、大河内傳次郎の写真や映画についての展示があります。
坂を下って左に進むと、玄関に戻ってきます。

大河内山荘を越え、道なりに右カーブを下った左手に池、左手奥に御髪神社があり、右手にトロッコ電車の「トロッコ嵐山駅」があります(C地点)。




コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
素敵なお写真ですね。 (An.)
2014-12-04 22:18:33
ずっと後回しになっていましたが、感動しました。
新しく出来た道場で、書写もして来ました。

おうすに柚子餡最中も美味しくて
これだけの紅葉を堪能出来れば、コスパもGOODだと思いました。
 
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