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2024 11/16の拝観報告1(京都の奥を体験する~非公開京町家で金継ぎ&お茶席体験)

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写真は、玄関間での茶席。
第3週の土曜日です。
この日は本来午後に予定があり、あとから午前の予約を入れました。
9:40頃に徒歩でやって来たのが、烏丸御池周辺にある明治時代の町家です。
この日はこちらで金継ぎ体験とお茶席がありました。
参加者は5名、参加費は9,500円でした。
この会は京都市の企画のようで、町家を利用してこのような文化体験をする企画で、金継ぎ体験が1日3回、同時並行で竹籠体験。
翌日にも漆工芸蒔絵制作や金彩工芸などがありました。
以前にも楽茶碗制作や唐紙体験をしましたが、やってみるとその後の見方が全然変わること、そしてそもそもやってみると結構面白いので参加してみました。
10:00から町屋の玄関の8畳間でお茶席が30分。
そして手前の店の間で金継ぎ体験をします。
割れた茶碗にまずは2種類の溶剤を混ぜて、間に塗ってくっつけます。
本来はここも漆を使いますが、漆って固まるのに2週間ぐらいかかるんですね。
なのでこの日は化学溶剤です。
そして乾いた後に余った溶剤をカッターで切り、やすりでスムーズに。
次に接着部分の裏表に漆を筆で塗ります。
手に付くとかぶれるので、手袋をして。
この塗り方はそのまま形になって残るので重要です。
ある程度経ったら、その漆の線の上に真鍮粉(ゴールド)か錫粉(シルバー)をまぶします。
これをこのまま持って帰るのですが、湿らせた容器に入れて自宅で2週間保湿するんですね。
漆はコンクリートのように水分を吸収して固まるそうです。
12:00過ぎに終了。
ちょっと金継ぎの知識が深まったのと、非常に楽しかったです。
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