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2022 4/24の拝観報告6 最終(誉田屋源兵衛 KYOTOGRAPHIE 対談 「写真の織物」竹院の間)


写真は、竹院の間の奥のお庭。

15:45から竹院の間での対談の受付が始まりました。
16:00~17:00の予定で、「写真の織物」という対談が事前予約制でありました。
実は数年前から竹院の間がKYOTOGRAPHIEの会場になっていましたが、
いった記憶がなかったこともあり、今回参加してみました。

誉田屋源兵衛の通り庭を入ってすぐ正面の左側の間です。
今回の対談は山口源兵衛(誉田屋源兵衛十代目当主) × 仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同創設者/共同ディレクター)。
モデレーターが西原史 (婦人画報&婦人画報デジタル 編集長 )さんでした。

山口源兵衛さんは俳優 田中泯さんの衣装を作られており、それに関する源兵衛さんのこわだりエピソード。
またその押しの強い源兵衛さんをもたじろがせるイサベル ムニョスのムチャ振り+それを冷静に笑いながら眺める仲西祐介さんのお話は、非常に面白く爆笑もありました。

ただイサベル ムニョスさんも、山口源兵衛さんも、恐らく田中泯さんも
作品に対して妥協は一切しないという姿勢が根底に共通してあるのかなというのは見えました。
さらにそれぞれの個性がバラバラの方向に向かわないように調整され、現実世界へ出せる形にするのが仲西祐介さんのお仕事なのかなと思いました。

自然科学でもない、人文科学でもない、芸術って普段の僕からは1番と遠い世界の対談を聞いて、思考方法は新鮮でしたが根底の姿勢は同じようなところがあるのを感じれてよかったです。

話は弾み、予定を30分超えた17:30に終了し、この日は帰宅しました。

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